2006/8/1 火曜日

8月なのに悲しい朝・・・。

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 9:48:51

ジャグ
家で一番用心深いpatraを良く友人や家族は大げさと笑うけど1家に一人は注意深いくらいの人間が必要だと思う。

子供が又、水の・・というより人災の犠牲になった。

今まで何度も水の事故が起きているのに,似たような事故や事件が有った筈なのに一億総健忘症な日本人は、いつも対処が後手にまわってしまい事故から何も学ぼうとしない。

子供の使う公共施設、危険をともなうプールなどの管理や監視は優先順位として、まず,水から全員を引き上げ封鎖、点検すべきだった。
針金で結わくような一時しのぎの修理等とんでも無い。
水や火の力を侮ってはいけないのです。

安全のための原理原則は、最悪の状態を,真っ先に想定し万一に備えるべきなのだ。

冊の不具合に気がついた瞬間に全員をプールから避難させバルブを真っ先に止める勇気、危機管理能力が欲しかった。

指示待ち人間になってはいけないと思う。
水の吸い込む力の激しさはお風呂の栓といえどもグオ〜っと一気に引き込まれるとびくともしないものだ。
少女が引き込まれたら行き止まりまで一気に流されると想像すべきだった。そして水路の行き止まり部分を図面計測し真っ先に堀り興すような、発想をレスキューの人々にも持って欲しかった。事故から収容までの6時間以上は、あまりにも長過ぎてせつない時間だった

日本の若者には咄嗟の時、何が一体優先順位なのかを自力で考えられる想像力の人になって欲しいものだと切に願う。

その後のニュースによると蓋が外れているのを監視員に知らせたのは小学3年の坊やだったそうです。


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