黒猫クララ
この写真はクララじゃないですが、クララの子供時代、もっとも不思議な遊びは隣りの敷地の泰山木の葉っぱを銜えてくること!
ウゥ・・・と唸りながら大得意な顔で部屋に入るなり私や息子の目の前にその大きく綺麗な,ツヤツヤなのに枯れた葉っぱを落とします。
どう!?誉めてよ!といわんばかりの得意げな顔で見上げる様子がおかしかった。
獲物かなにかのように顔より大きい葉っぱを銜えては走り込でくるクララは元気で本当に可愛かった。
そんなクララが17年目の今年、腎臓を煩い、食欲が無く、便秘がちで自力では排便できなくなってほぼ1月です。私の誕生日に奇跡的に大きいのを自力でしてはくれましたが・・・やっぱり変だ!!
往診の獣医先生に血液検査をしてもらって分った腎臓の数値は5でした。先生は大きい注射をしてから「過度な治療は可哀想だからね、様子みましょう」とお試しセットの腎臓食を置いていってくださいました。そうか、やっぱり病気だったんだ。
「どうしたの?クララ腎臓病のための餌、どれも嫌がって、そんなことでは死んでしまうよ!」
そう言っても「にゃ〜ご!ほっといて・・・」と啼くだけのクララ、ぴったりと私の側を離れません。
そうか、それならそれで良いよ。あの大きい泰山木の葉っぱ、沢山集めていたのに、引っ越しの時に捨ててきてしまった。ごめんねクララ。こんな風に葉っぱに埋まって遊びたかったんだね〜