deep blue,シャチの恐怖体験〜〜
息子がせっせとDVDを注文して送ってくれるけど、心は「お婆ちゃんと観なさい!」なのであるが母と一緒にタイミング合わせて見る閑が中々ない。今朝とどいた去年評判だった「ディ−プ・ブルー」は、折角なので午前中からお昼まで見る時間をひねり出す・・・綺麗、驚くほど透明な画像。こんなに蒼い海がまだ存在し、茶の間で見ることが出来るなんて・・と感動する。(もちろん大画面が良いに決ってるでしょうが)
どうやって写すのかが不思議だ。海中の生物、想像を絶する色の素晴らしさに驚くばかり・・・ファインアートさながらの珊瑚やクラゲ・・。
白熊親子とペンギンが、「かわいい」と騒ぐ私に無言の母。
どうも彼女には退屈だったらしい・・このところ感受性が鈍りまくってやしないか?、と心配になるくらい、楽しみがズレている88歳だ。
彼女が1番よろこぶものは朝からずーっと見っぱなしの時代劇チャンネル。
「一緒に観たら♪?」なんて実に無駄なのですよ息子殿!好き勝手にさせるのが何よりみたい・・・と思ったのが大間違い。
で一体、何がシャチの恐怖だったか・・・と言うと
夜まで2階の事務所で今日の仕事の準備をしていた私を、すっかり忘れテラスの鍵を内側から閉め、自分の部屋で曝睡の母、叩けど呼べど目覚めません。この間12?分くらいだけど心細いやら大声で恥ずかしいやら。
あやうくテラスで溺れる?鯨の子状態だった。
なんのこっちゃ・・と人様は思うだろうが、2階の事務所はテラスからしか出入り出来ません。しかも引き戸を内側から鍵かけると戻って1階へ降りても境の通路も普段は、猫がノブを開けてしまうので私の部屋側から鍵をされてます・・・こう鍵だらけでは自分の退路も氷り穴に閉ざされたイルカ状態になるという恐ろしさを体感したというわけです。得意な海で溺れるイルカや鯨状態・・勝手知たる自分の家で遭難というお粗末。寿命が弛じみましたぜ。
出入り口に目印を付けて「仕事中!」・・・をマーキングせねば。あぁ。