広島の牡蠣
勘違いというものは不思議なタイミングで起こるものである。眼鏡の藤さんから昨日の朝メールが入っていたのは宅急便屋さんがベルを鳴らした後だった。「眼鏡のお直しを送りました」というメールだったのでてっきり眼鏡の宅急便だったと思い込んでいた。
寝ていて間に合わなかった。其の侭電話も来なかったので、日曜になる。
朝の8時過ぎにベル、ベッドから出てもいないので放置。今度は電話が鳴ったが4回で切れるので出られる筈も無い。
日曜は体操とお風呂を念入りにする日です。日課のメールチェックだけすると・・・メール箱には「月曜の午后にしました」と眼鏡スタイリストの藤さんからのメールです。
あれ?じゃ〜昨日と今日のあの早朝の呼び鈴は何処からかしら?
さっぱり心当り無し。
お風呂の直前にまた今度は長目に電話が鳴っています。
渋々と出ると広島の日通からだった。何と牡蠣なので今日中にお渡ししたいので確認です!と。え!昨日からのベルは牡蠣だったのか?と絶句する。
引っ越し時、散々御世話になったインテリア会社の社長さんからでした。ぷくぷくの大粒な牡蠣1キロ。
ひとまず500gだけ牡蠣のコンフィーにして夕食に間に合わせました。
感動のおいしさです・・・8粒も食す。
それにしても折角の好意を危うく居留守で受け取り損ねるところだった。
しかし冷蔵庫のシャブリは手の届かない高さに鎮座。ざんねんだけどビールです。でも美味しかった。有り難いことです。
母が生きていた一昨年、ボジョレーヌーボーで生牡蠣を振る舞ったりと、せっせと孝行してたので、季節になったら、こうして吉岡弁天の心を借りて牡蠣の方からやってきてくれたというお話です。
もう母が居た頃のようには料理を頑張れなくなっているこの頃です。
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