2009/10/10 土曜日

ラグーナの家

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 16:55:06

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自分が街を歩いて行くようなカメラ目線が嬉しくてよくこの番組をみますが、金曜に見たスペインのテネリフェ島ラグーナが凄く気に入ってしまいました。まだサイトにupされていないようですが、こじんまりとした街全体は何百年以上も前から変わらない建物、変えてはいけない木のバルコ二ーのある中庭スタイルの家々。どれも黄色や赤、ピンクと古い壁を色とりどりのペンキで塗装されています。けれど全体に秩序が保たれているのには窓枠やドアの枠だけ壁の色ごとに国から色指定されているのだそうです。なるほど!。入り口から奥の部屋までは狭く暗いのに中庭が一挙に明るい。不思議なのは石作りの古い屋根の上からかわいいゼンマイのような植物が角のように咲いていること・・・なんだか可愛い。ベローデ(ベヘケ)と言うこの街を象徴する植物なのだそうです。思い出したのは日本のニラハウス、あれから十何年も経たけど、メンテナンスや痛みはないのかな〜?ラグーナのような小さくて色の奇麗な可愛い住居に心から憧れます。狭い石造りの階段まで、ペイントされ屋根まで出られる家々は、部屋が暗いのにも驚きですが・・・その分中庭に出た瞬間の光がまるで天国。中世の格好をした学生たちがギターを奏で恋人のため、誕生日、様々なお祝いにバルコ二ーに向かって歌のメッセージを届ける風習も素敵でした。人が住む街って感じがつくづくします。近くに見事な緑の公園もあり巨木も育ち豊です。
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