2007/11/26 月曜日

点と線

Filed under: 感想,時代 — patra @ 1:26:31

点と線北野武の主演するドラマ・・私の子供時代から青春時代の東京駅風景を3Dで再現!というので第一話を見る。

う〜ん、これ脚本が悪いのか?のっけから老人二人の再会が余分でドラマに入り込めない。

2話を見て更に思った事、つまらない。つまりドラマの中の時代が持つ飢餓感を映像に頼るだけでは訴える力を削いでいる、設定にも、人間像、犯人夫婦にも刑事にも誰にも共感できないので面白さ半減。

空白の4分間・・・を検証するための3Dのスタッフ、お疲れさまでした。あまりに普通に駅なので感動が無かったのが労力の割にせつなすぎ。

映像化されなかったのは13番線が無くなったせいでは無く、活字では読ませても映像とすると説明的だからじゃないか?

昔の映画人の視線の凄さ、六感からは外された原作だったと思った。


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