2005/3/25 金曜日

勝負師・・の読み

Filed under: 人物 — patra @ 7:17:25

留守番猫とガーベラ

事務所をかたずけて手すりを磨くと静かな週末。予感がしたので今週はお休み、朝、急に狭心症の発作が起きたのであちこちに置いてある薬、舌下錠でひとまず凌ぐ。なので部屋から出ずに1日寝ていたら逆転劇が起きていた。

北尾吉孝CEOジャパンインベストメント、大物が表面化してきた。(例のフジTVとライヴドアの問題に、)すごい詰め将棋。
北尾 吉考氏とは・・・
 
  ・野村證券株式会社
   退職
  ・ソフトバンク株式会社
   入社
   常務取締役就任 取締役現任
  ・ソフトバンク・ファイナンス株式会社
   社長就任 現任
韓非子を愛読する策士らしい。この半日たらずの詰めには仰天したが彼の例えはどの世界にも通じる勝負の基本だ。

事は密なるをもって成り、洩るるをもって散る。

まったくその通り。
相手(ライブドア)は「ニ歩」だとはっきり言おう
実は堀江氏は縦に歩をニ枚打っていたのである。此れは「ニ歩」と呼ばれ。将棋では初歩的な反則行為だ・・・・
と正論に書かれた米長邦雄(将棋永世棋聖)氏の言うように始めの対応の悪さが日本放送、フジTV側にあったから、思わぬ伏兵の付け入る隙を作ったのだろう。
『日枝氏の王が逃げた事が決定的な悪手であった。これは新株予約券の発行を指す。一言で言えば、金二枚で詰まされるから将棋盤のマス目をもう少し増やすという発想である。
一段目のさらに下にゼロ段目をつけて逃げるようにしたい。これではルール違反と指摘されてもやむをえまい....』将棋は’詰み’でも反則技は負け3/22日産経新聞より抜粋

しかし、金の匂いに敏感な人種が上には上に居るものだな〜と畏れ入った。北尾氏の打った手はチャンスであって違法ではないのだから。


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