2004/12/16 木曜日

「深く愛した・・」という事実が大事

Filed under: ネコ — patra @ 2:30:57

だいぶ前にも「病苦の動物にとって人間ができる最上の方法って、何?」と質問されました。その時も考えたことですが、もうこれ以上は治るみこみが全く無く、痛みを伴うのであれば・・・という気持ちが私にはありました。当然治療や看病を尽し、そのギリギリの決断は飼い主の思いしかありません。とくに日本と英国では考えもちがうでしょう、あの動物愛護に何より熱心なお国ではこう獣医さんがサゼスチョンするそうです。参考までに。

『英国の獣医は特に安楽死が動物にとって一番いいと確信しているようで、ほって おくのは虐待のように言われます。客観的に見ると安楽死が正解なのでしょうが、や はり一緒に暮らしてきた飼い主にとっては瀕死になるまではと思います。イラン はもうちょっといけるのではないかと見た目は思うのですが,獣医は骨肉腫の痛みは ひどく,猫は痛みを外に出さないからDon’t leave it too long.週単位で安楽死を考 えろと言います。patraさんの飼い主の決断に 添ってがんばってくれるというお言葉しみじみ受け取りました。』

家族として一緒に暮らす猫ちゃんや犬たちを仲間として見ると、獣医さんみたいにドライにばかりは割り切れない問題ですね。飼い主の想像力の許容範囲をこえる瞬間があります。その時こそ「ありがとう、もう十分よ、安心してね」がすべて、理解しあえる瞬間だとおもうから必要以上に、結果を悩まないことかしら。

尚、息子からは...

『ブログを読んでわびすけと話したけど
食べて咽を鳴らすなら喜びがあるんだし
生きたいと願っているのではないでしょうか
それを人間の勝手な思いでどうこうはできない
僕も同感です。』
 
とメールがありました。
イランちゃんが御留守番の間がんばれるように、とにかく祈ろう。


  1. パトラさん、Kyoさん、わびすけさん本当にありがとうございます。これから留守の間のイランの痛み止めを獣医からもらってきます。今日おそらく獣医はまた説得してくると思います。普段はかなりの付和雷同の私ですが、ノーと言ってくるつもりです。イランは私の子供です。だめになった時はイランが私に教えてくれると思います。

    コメント by 猫ママ — 2004/12/16 木曜日 @ 23:01:52

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