であい。
さいきん、やっと慣れたブログ、毎日更新ということは、どんな感じなんだろうと興味を持ったので自分に課して続けてみたら、何とか埋めることはできても読み返すとか、文字のお直しがまるで追い付かない。パリの息子も心配らしく、誤字や表現の??に気をつけて。とメールの注意が来た。
>『コースアウトしても余裕の広さが安心を誘う。』
>「誘う」は若干ネガティヴな内容に用いる(眠気を誘う、とかね)ので安心は誘わないの。とか
>いつも「づ」が「ず」になってたり「話」が「話し」になってたりしますぜ。
>「”」なしでも意味の通る方が正解。
>「話」は動詞のときはおくりがながつくけど名詞ではつかないの。
>健闘を祈る。kyo
ホームページでエッセイを発表していた頃は息子の検閲が厳しく何度も書き直させられ
「何故、書くたびに悪くなるの、珍しい人だね」とまで言われ、その度に意気地なく泣くわたし。5年も続けたホームページの更新は息子任せ、一向に学ぼうとしない私に匙を投げた彼。終に移り住んだパリでの仕事が忙しくなり、いちいち助けてもらうわけにはいかない。そこでブログならば、掲示板のような感覚で難しい手順も要らずにお話が載せられる、とこの7月からライブドアのブログに切り替えたのです。
昔、賑やかだった掲示板も百人見てても3〜人がやっと書き込んでくれるだけの最近です。
私の人生の過酷さにも因るのだろうけど、自分ではちっとも辛いとか寂しいとか思わぬ、どちらかというと受けて立つ、発想の転換の名人(自分で言ってどうかとおもうけど・・)だから一向に気にならない人生。いっそ読んで頂くだけでコメントは消してみよう。息子はコメントがないと人気が出ないよ、と忠告してくれてトラックバックの持つ仕組や話題などを広げて行く面白さを教えてくれた。
虚ろい易いものを追うつもりは無い、どっこい、生きてるぞ!くらいの気持ちで遊んでいるわけだ。
「どこかで、シル君たちみたいに気のあう人達に、又、出会えるよ・・・」
サイトを閉めてしまった昔の仲間の何と多いこと・・・この事の方がよほど寂しい。
働く事に一生懸命な若者の世界はどんどん外へと向かって当たり前なのだ。
そんな時、吉本ばななさんのサイトから何時もは見ないリンクを辿って山川健一さんのオフィシャルサイトに出会ったのです。その中のイージーゴーイングの言葉に目が止まった私は自分の所の「三才までが全てです」の下に是非ともリンクして、皆さんに見て頂こうとトラックバックを試みた。
所が、それは逆で、私の四角四面な文章が作家、山川さんの「小さい頃のことをきちんと思い出そう」にトラックバックされていたのです。
なまの現役作家さんの所に図々しくも拙文が行ってしまった。焦った。冷や汗がでる。
どうしよう、とウロウロしている内、これはお詫びをせねば...とメールをお出しすると
「とんでもないです・・」と気持ちの良いお返事が速効で返ってきたのです。おぉ!それからはもう嘗めるようにサイトをあちこち探索、御本を注文したり、あんでる泉さんのサイトへ伺っては「原画はおいくらですか?」と厚かましくも訊ねたりの日参です。
毎朝、早く起きてくる老母と入れ代わるように寝て、夕方起きて、夜中に家事をする生活の合間に声を出すリハビリに山川さんのブログを読んで聞かせていました。
一人だと言葉が片寄って上手に話せなくなるのです。
歌でも勿論、良いのですけれど・・音痴なので。
今朝も6時頃に母に読んできかせようとモニターに目をやると、突然、飛び込んできたイージーゴーイングの中から山川さんの私への呼び掛けの言葉...目が潤みました。声もちょっと震えたかもしれない・・・。
母が背中を撫でながら「ほら、理解者ひとり、現われたじゃない」ひゃ〜と言いながらまたもティッシュのお世話になった朝でした。
山川さんがコメントされている中学時代の友情のエッセイは「ピアニスト泣く」です。
他、「花の色」「花盗人」「月見草」「ティッシュ1、2」が好評でした。恥ずかしいですがせっかくの御好意なので、であいを感謝していきさつをここに....
こんにちは。rosemaryです。
コメント受け付けるような設定になさったんですね。
私が初書き込みなのかなあ。
今、私、ヤマケンマイブームなんで、ヤマケンさんのブログ周辺を
日々うろうろしています。
今夜あたりpatraさんのHPもゆっくり読ませていただきたいと思います。
まだ一部しか拝読していませんがすばらしい文章(エッセイ)ですね。
身もしらぬひとが書き綴ったものがこんなにも面白いものだということにネットをし始めて7年もたってやっとわかりました。やっと出会えました。
ネットでの出会いが今まで無かったわけではないけれど
今になって、なんだか自分がネットする方向性がやっと見つけられそうな感じがしています。
私は気持ちばかりが先行して文章力も無く、ブログっていう機能を使って、くだらないことをただ駄文を書き連ねているのが恥ずかしい気持ちがしますが、めげずに自分なりにやっていこうと思っています。
今、HPをつくる勉強もしています。
patraさんのように(息子さんは本職?なんですね)スタイリッシュでおしゃれなものはできるはずも無い、野暮な初心者ですが、何とか作り上げたいと思います。
できたら遊びに来てくださいね。
ブログもよろしく、長くなりました。さて昼休みも終わりだ。
会社にもどらなくちゃ。
コメント by rosemary — 2004/10/1 金曜日 @ 12:54:29
patraさん、こんにちは。
コメントが付けれるようになっていて、コメントを付けたかった私は、うれしいです。
山川さんのブログでも絶賛されていましたが、patraさんのエッセーは私も興味深く拝見しておりました。
文体も親しみやすいし、文庫本で読めたらいいな。と思いました。息子さんからのアドバイスがいいですね。なるほど〜、と勉強になりました。
コメント by あんでる泉 — 2004/10/1 金曜日 @ 16:58:33
はじめまして、こんにちは。
「イージー・ゴーイング」からトラックバックで来ました。
「出逢いの不思議さ」・・・本当に面白いですね。
森瑤子さんとの思い出を読ませてもらっても、パトラさんのブログを読ませてもらっても、出逢いの持つ不思議さ・楽しさを感じます。
自分を卑下する訳ではありませんが、僕のような人間がここでコメントを書いている不思議さ・・・を想います。
また続きを読みに来たいと思います。
ありがとうございました。
コメント by 変人です — 2004/10/1 金曜日 @ 17:07:30
patra���������blog鐚�web
http://blog.livedoor.jp/cpiblog00138/tb.cgi/7448905時勢に乗ってブログを始め、ファンである山川健一さんのサイトをうろつくようになって知ったpatraさんのホームページにいってみた。元来私のネットはお気楽が
トラックバック by 今日もノー天気 — 2004/10/1 金曜日 @ 22:56:34
さっきから、2度もコメント消えてしまいました。
ライブドアのメンテ中ですとかで・・・
Ptaraさん!
素晴らしいブログ・・・毎日楽しみに見ています。
お人柄がにじみでています。
それに比べたら、私のブログは・・・自分のために書くという事から始めたので、Patraさんとはかなりスタンスが違うのですが・・・
又。消えないうちに送信してみます。
コメント by 長井とみこ — 2004/10/2 土曜日 @ 0:00:43
こんばんわ。
パトラさんのエッセイや、このブログとっても面白く読んでます。
また、素敵なお料理の写真や、インテリアの写真など楽しみにしてます!
コメント by ちい — 2004/10/2 土曜日 @ 2:59:14
なんだか、ここに全くはいれませんでした。お返事がおそくなってしまいました。
わ、うれしいな。やっぱりコメントはあったほうが良いですかしら。朝、大好きなミサちんからもメールで閉じられた掲示板が寂しい・・・とありました。
> rosemaryさん
山川さんの御縁でこうして一番に書き込みをしてくださって、ありがとう。トラックバックの文章も、ほんとに嬉しく読みました。ボロ泣き。わりあいに泣き虫だった、と自覚しました。
>あんでる泉さん
もう貴女の絵との出会いも奇蹟です。私のHPでは沢山の才能に出会えたのですよ。本当にしあわせでした。目下、インドのどこかを旅行中の多聞君や絵師たち未来の巨匠に加えてあんでる泉さんも注目です。・・・息子には、日々育ててもらっています。
>変人さん
まぁ、嬉しいですね。変人ってイコール個性でしょう?個性は大事です。ようこそ
矛盾だらけの隠居ですがよろしく。
>長井さん、て貴女、旧友のさがんさん。貴女からは、思い掛けない同世代の優しさ、がんばりを沢山、学びました。いい女。お手本です。
>ちいさん
お部屋は写真うつりが良いだけで、ほんとに古くて小さくて・・・けど諦めない!この根性でがんばっています。どうぞよろしく。
皆様、ほんとうにありがとう。
コメント by patra — 2004/10/2 土曜日 @ 4:58:51
Patraさんへ。
サハラの拙いblogにコメントいただきありがとうございます。
植物が花を咲かすのは危機を感じて子孫を残そうとするから…、
Patraさんから連想した「植物が花を咲かせる原理」のこと。
ここでの花は「子」のつもりではなかったのです。
山川さんも書かれていましたが、
「人生とは過酷で、だがかくも美しく、
歓びに満ちたものなのだということを教えてくれる」Patraさんに、
危機を察知した植物がきれいな花を咲かせる強さを感じたのです。
何も知らないサハラが、勝手にそんな風に思ってしまって…、
ごめんなさい。
「Patraさんって、こんな人なんだ」と類型したかったのではなく、
しなやかな強さと出逢えた嬉しさをお伝えしたかったのです。
サハラの文章力ではうまく伝えきれないのですが、
ほんとうにありがとうございます。
久々に文章で泣きました。
嬉し泣き、感動泣き、めぐり合わせの不思議泣き、いっぱいです。
コメント by サハラ — 2004/10/2 土曜日 @ 13:00:40
patraさん、ご無沙汰しております。
皆さんのコメントにうんうんと、うなづくばかりのわたしです。
山川健一さんとの「であい」とてもうれしいです。
山川さんといえば思い出すのは、「文学メルマ」です。
山川さんについて、深くを知らないのですが、読者に対しての
真摯な姿が大好きです。
そして、ブログをはじめられる時も、はじめられる経緯を何回かに
分けてメール配信いただいて、深く感じ入りました。
その真摯な山川さんとpatraさん、ステキな組み合わせに
心躍ります。
「であい」に、わたしも臆病になっていました。
ネットをはじめたころはあんなに積極的だったのに。
傷つきたくないから。でも傷ついても、失われないものを
築いていくことを、あきらめてはいけない。
まだ、少し臆病なわたしですが、頑張ります。
コメント by 空 — 2004/10/3 日曜日 @ 3:12:37
あ、空さん!
>サハラさん、とんでもないです、すばらしい感性で表現していただいて、貴女の理解する世界が素晴らしすぎて・・・はずかしいから。
あえて誤魔化したのです、江戸っ子なもんで。・・・ジャガ芋は地味だけど何の素材も邪魔せず、役に立っでしょう、この花が好きなのです、ただ弱くて花の重みですぐ茎が倒れる...ちょっとひっかけてみたんです。
>空さん。
もう涙でモニターが滲みますね。
皆さんにご紹介します。空さんは5年前、まだ18才だった頃、立ち上げた私のサイトの最初の読者で、毎日読んでくださって励ましていただいた若者なんですよ。
私達こそ「であい」だったわね、友情をいつも感じていました。
不勉強な私にいろいろな情報も教えてくれてどんなに心強かったことか。詩を書いておられます。
山川さんにお読みいただいた喜びももちろん感激ですが
空さんの目に止まったことは私の誇りです。1番目の読者だった空さんへ。
コメント by patra — 2004/10/3 日曜日 @ 4:19:00