納豆は大粒にかぎる

怒りっぽいのは食べ物のせいかもしれない、と反省。もの凄く久しぶりの納豆ごはん。柴崎納豆じゃないけど大粒を買ってきていただいて百かい混ぜて卵と辛しと葱。
「おいしい」何時も小粒で匂いが嫌だったのに何か大粒のほうが新鮮みたい。
気のせいかも知れないくらいの久しぶり納豆ごはんでした。

怒りっぽいのは食べ物のせいかもしれない、と反省。もの凄く久しぶりの納豆ごはん。柴崎納豆じゃないけど大粒を買ってきていただいて百かい混ぜて卵と辛しと葱。
「おいしい」何時も小粒で匂いが嫌だったのに何か大粒のほうが新鮮みたい。
気のせいかも知れないくらいの久しぶり納豆ごはんでした。
嫌な事が無いと良いけど、と思っていたら案の定、思わず絶叫してしまった。
いえ、今度は事故には至らなかったから良いけど。寝室の入り口からベッドの脇に重い椅子を置いてあるのです。二人がかりでやっと動かせる重さ。身障者は全体重をかける癖があるのでワザと重くしてあります。
部屋が狭いのでベッドギリギリの所に設置、車椅子がドアから入ってやっと通れる幅なので絶対にドア寄りに動かしてはいけないのですが・・・
昼間,ヘルパーさんがベッドカヴァーを取り替えてくれた時に邪魔だったのでしょう。夕方マッサージの看護師さんが帰った後,部屋に戻ろうとした時に椅子が手前にずれていて車椅子が入りません。
悪気はもちろん無い、明るいヘルパ−さんですが、不思議に何時も同じ方が帰った後は要注意なのです。トイレの便座が上げっぱなしとかシャワーの位置、ピックアップ歩行器の置く位置が普段と変わってしまったりが過去にもあります。
うっかりなんでしょうが、それが我々には危険になってしまいます。
運悪く、今日はフミちゃんがお出かけです。部屋に入れないと困るのでウンウンと車椅子ごと重い椅子を押していると声を聞きつけた老母が手伝おうとします。でも母はもっと骨盤が悪いので、万一重いものを持ったら二人が危険、大声で追い払らわないと言う事をきかずに助けようとしますからね。で、コレでもか!?と梃子の原理で椅子をジグザグさせて押し分け押しのけ必死になったら動きました。やれやれ・・・日々難儀なことです。
「同じ場所に戻す」が我が家では無事安全の道なんです。
ベッドに乗ってから両腕で椅子を引き寄せ元に戻しました。火事場のばか力?出せばでるものですね。しかし寝室が10帖くらいないと自在に動き回れません。現実はここよりもっと狭い寝室になるのかと、考えると憂鬱になります。
日本は、東京は狭い。

一日忙しかった日。午後一で整形の訪問医、カセダ先生が見え世間話のついでに血圧、異常無し。
3時から引っ越し先の打ち合わせの担当者4人。狭い食卓が資料でうまってしまう。フミちゃんが家中を走って家具やらベッドの計測をしてくれる。皆で知恵を絞っても5センチの段差は現状では未だ解決できていない。
バリアフリーと謳っていながら5センチを緩いスロープにするには奥行きが微妙に足らない。これは諦めるしかないのか?息子が出したアイデアは、特注なので経費が係り過ぎで躊躇するしか無い。
問題点が次々浮かぶので決定打には未だ届かない。盲点はドアの位置一つ人に指摘されると迷いが生じることだ。が、ソレゾレに一理あるので悩むのだ。しかも高い。
だが3回の打ち合わせでバス回りはほぼ決まったのが収穫だったと言える。
打ち合わせ後、6時前に大急ぎで夕飯の支度。鮪の刺身を漬けにしておいたので山芋を、お嫁さんに擦りおろしてもらう。
大根の残とモヤシとニラの炒め物で母を呼ぶ。おまたせしましたが40分で整うのも分業の成果です。
「トロロが美味しい」こんなに食べられない、が口癖の母も、朝も出た大根を残しての完食でした。
デザートはひとつづつのチョコレートと玄米茶で。


母がこの所、食事の好みがむらで往生する。牡蠣と豆腐の味噌汁にしたのに「食べたく無い」と言う。ちょっと心配だけどどうしようも無い。又復活するまでヴィダーインゼリーやCCレモンなどで水分を補給。
何が食べたいの?と訊くと「海苔でご飯」と結局すっぽり飯です。
すっぽり飯という言葉も今は死後ですが、昔,子供が偏食でお惣菜の好き嫌いが激しいと、良く大人は
「すっぽり飯ばかり食べないで、このお魚もたべなさい!」と呵られたものだった。
母は好きなものを飽きるまで続けて食べたり、みただけで嫌いだと食べない、まるで子供がえりになってきました。そうか,子供に帰ってゆくのだな〜
で残り物大会で太る私。
此処何年か、息子達が戻るたびに家のバーで楽しく宴会をするクライアントの方達が昨夜、集まりました、連日,予定がびっしりな息子達が楽しみにしていた集いです。スリランカのカレ−料理をお取り寄せ、と聞き「え?」と驚いたので一応、少しだけ差し入れ。でも大慌てだったので人参グラッセに大根の煮たの。息子のリクエストの砂肝のコンフィーやパプリカのマリネぐらい。
そうそう、ミモレットに焼き海苔を巻いて食べるおつまみが好評だったそうですが、間違えて私が渡したのは味付け海苔の缶。
息子曰く「普通の焼き海苔のほうが良かった」だそうです。
カラスミみたいになって日本酒にも合うのです。
楽しそうな笑い声に満ちたバー。
お帰りになった後「この空間が無くなるのは寂しい」と名残おしそうだったと聞き、3人でしんみりする。こんなに手を入れて大事にしていた空間を壊すなんて、諦めた結論なのに何か大きな間違いを侵しているようで胸が痛い。カウンターを持って行こうか?と大分前に却下された件を 持ち出す息子。
もう無駄な優雅を許す時代じゃないのだろう。
珍しくもフミちゃんが楽しそうにしていたので、訊くと「酔うと楽しいのです、たまには良いでしょう」と私にもハイネケンを渡してくれました。1月ぶりのビール(笑)
味見したスリランカの料理は、まずくて酷く辛くてコクが無く今一つだった。ラッシーだけ甘く、辛さを中和する飲み物らしい。こんな物でさいごのお別れ会食だったのか?とお客様にお気の毒な気がしたが。しかもお鍋の大根と昆布はすっかり出し忘れられていましたが、それもご愛嬌か、お疲れさま。
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