緑いろが消えた食事
固い鰻のご飯のせいで食欲を無くした母。なので飲む栄養剤と味噌汁だけ飲んで寝てしまい、私だけ残り物。なので見事に緑の野菜が無い食事でした。大根の味噌汁に野菜の混ぜご飯。鶏牛蒡にポテトサラダと牛蒡のさつま揚げなのにです。小女子の乾煎りと炒り肉味噌をつくっただけでした。
考える事があり目下資料あつめに時間をとられています。
毎日寝不足.時間が足らないのはなぜでしょう。ボーっと考えてるだけの時間がとても多い。これも有る種の老化現象だな・・・
固い鰻のご飯のせいで食欲を無くした母。なので飲む栄養剤と味噌汁だけ飲んで寝てしまい、私だけ残り物。なので見事に緑の野菜が無い食事でした。大根の味噌汁に野菜の混ぜご飯。鶏牛蒡にポテトサラダと牛蒡のさつま揚げなのにです。小女子の乾煎りと炒り肉味噌をつくっただけでした。
考える事があり目下資料あつめに時間をとられています。
毎日寝不足.時間が足らないのはなぜでしょう。ボーっと考えてるだけの時間がとても多い。これも有る種の老化現象だな・・・
いつも寿司を取るとがっかりするのだが、今夜は神田からの出前なので期待したが、裏切られたような気持ち。お好みで取ってもこの何じゃ?という代物には食欲も失せ,母が取った鰻もご飯が酷く,二人で溜息をついた。合の宿?このへんは本当に食べ物やが育たない。おまけにお酒を止めたので日本酒が切れていた。
でも喉に通らないので白ワインを開けて・・・ワインも泣いた。
だいたい寿司と鰻が同一に出前出来る店自体、怪しすぎるのだった。
冬を越して春まで置いておくと芽がでてしまうジャガ芋を見ると切なく成る。
昔、はるか昔、私の回りには何故だか詩人が多く、皆一癖も二癖もある変人だった。何故私のような凡そ詩とは縁が無い人間のまわりに集まったのか謎だ。やっぱり面白みが無いと解ってか、今や詩人は一人も側に居ない。要するに我が家で飲み食いしながら時間をつぶすのに地の利が良かったのだと思う。
ユニフランスの映画を京橋で見た後、良く集まっていた。
フランス語が堪能でボードレールなんか暗誦するので目眩しながら端っこにくっついていました。一人、凄く奇麗な女性が居てどうみても私と同じテーンにみえる人が本当は30才で、どうりで諳んじる詩も桁違いに度胸が座っていた。
彼女が「ジャガ芋の芽」という自作の詩を披露した時、考えたこともない暗い淵を覗き込んだようで吃驚したものだった。子と母親の関係を詠った物だった。
女親は結局子を産み落とすことで我が身を萎びさせて行くジャガ芋のような物。親の養分を吸い尽くしニョキニョキ育つ芽は子供。ジャガ芋の芽は残酷。そんな詩だった。
春にすっかり芽がでて萎びる前のジャガ芋を見るたびに、その若く見えた詩人を思い出す。風のたよりにドイツ人の写真家との間に本物の子を産んだそうだが・・・もう孫もいてすっかり萎びたことだろう。
捨てるに忍びず、丁寧に芽を取り粉ふき芋やスープにすると、この萎びたジャガ芋はもの凄く甘く美味しいことに気がついた。
萎びた母さんがやさしいように萎びたジャガ芋もやさしい味だ。あの詩を聞いて以来ジャガ芋にワザワザ芽を出させます。
犠牲的精神の、このキラキラな澱粉質に変化する種芋のおいしさは尊いね〜と思いながら毒素のある芽を抉りしみじみと味わうのです。
4年振りの休暇を青目の居るポルトガルで過ごすべく息子と嫁さんがパリを立ち、二人で交互に運転しながら,明るいうちに目的地に着いた模様・・・私は彼等の呟きを読みながら飯野さんの音楽Ustreamで乗りまくってました。凄く幸せな気分でした。息子達もこれからカスレを食べるのかな?鴨やソーセージと白インゲン豆をキャセロールで煮込んだトゥールーズの名物です。
私とお婆ちゃんは一昨日の茄子と厚揚げの麻婆を具にタマゴ4個で巨大オムレツ。ふんわりと焼けました。これは溶きタマゴにチョッピリマヨネーズを入れてかき混ぜておくのです。タマゴが柔らかくふんわり,破れません。
昼に煮ておいた牛蒡と鶏、今回、味醂と醤油と酒お玉2杯づつと少し酢を入れて牛蒡を気持ちシャキっと煮上げました。おいしいです〜
孫さんと三木谷さんの光通信への熱烈な愛情ある演説も聴け,充実した日でした。元気なのは昼間、マッサージも丁寧にしていただいたお陰です。
リンクが切れるかもしれませんが日本に取って大事な提案なのでリンクしておきます。ぜひお時間ある時にお聞きください。
駄目だ!と思わず光ケーブルで世界一の国にしよう。
息子が祖母や私に電話をかけてきたのは食事時だったので、つれなく電話を切ってしまった。「なんだろうね、お婆ちゃんが直った!とは書いてないのにワザワザ電話なんかして、」二人で豆腐の味噌汁を頂きながら一頻り噂する。
なんというかお婆ちゃん子なんですね、息子は。茄子とニンニク芽と絹莢の麻婆茄子は鶏ひき肉入りで中々でした。
友達が出てるし瑛太ファンの私は,ドラマがマイナーな要素が有り過ぎで気分が悪い(とくに自傷の子の描き方)けど見るために台所を片ズケていたら又電話。
あのね〜〜!バカかお前は?と激を飛ばす。日本を離れて暮らす決意をした時から家族の事なんか忘れろ!「何か俺たちだけ旨い物を喰って楽しんじゃ悪いと・・・」ふふ、お言葉ですけど私達だってそれなりに旨い物食べてるのよ、そんな日本人的な小さい了簡でどうするの?と言ってやりました。ポルトガルへの珍道中はお嫁のフミちゃんも楽しみらしいので、それならそれで充分良いじゃない。
それより夜中,ガソリンが給油できなかったらどうするの?日本みたいに夜中まで開いてるスタンドは無いからポリタンクで予備を持っていけば?
すると「だってアリゾナの砂漠じゃないよ、モーテルだって大手チェーン店だしカーナビだって持ってるし」
なら、そげなこまい事で一々電話してくるな!胆の小さか男ばい!と土佐弁で答えてやりましたとも。大笑いで電話をきり、TVドラマを見て、病んでる現代、その切り取り方の日本人的湿っぽさを、これも笑いました。やれやれ,我々世代の培った軽やかに時代を飛び越える術、活かされてないじゃないか次世代の次世代に。
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