2010/4/11 日曜日

溜飲がさがる。

Filed under: 人物,時事 — patra @ 12:12:36

日本語の変な私が,日本の置かれている状況について憂虜なる思いを述べても読者に(いるのか?)正しく伝わり難い。そんな時は藤原新也さんならどう斬っているかな?とブログをのぞいてみたら、やっぱりバッサリと今の日本の混迷政治を斬ってくださっている。タイトルからして凄い。
『三流政権の傘の下で保つべきは自分自身に他ならない』
政治には無力であっても,今回の子供手当については腑に落ちない事だらけです。大盤振舞いの撒き散らしがどれだけの国民負担になるか?負担に成るだけで収まらず、国家をも滅ぼしかねない!と思うのです。

子供に教えてゆかなければいけない諸々の覚悟、全てのモラル、価値基準他、あらゆる精神性から情緒教育、家族愛、老人への労り・・・個々の家庭での努力を今まで以上に親が必死にやらないといけないという事だと思う。戦後の復興へ個々の国民が努力した目的は食糧だったが、今求められているのは精神論まであまりにも多岐に渡る。

一率みな同じ環境で学べる!何と素晴らしい?一見そう思えるが。その裏側に潜む財源の確保の無理や歪みや皺寄せ計画は静かに深く進行しているに違いない。
無から有はありえないのだ。

無口にならざるをえない我々世代。もう一仕事終った人間ではあるが愛国の心が今や宙ぶらりん状態で情けない。ほんとに何も知ろうとしない日本国民に喝を入れてくれるお人こそ求められている時代です。好き嫌いは別にしても必読な意見です。

自民が野党になった時、与謝野馨氏が母校の文化学院院長に就任する、と伺って喜んでいたのですが、果たして「たちあがれ日本」発足で又もや多忙になってしまうのであれば、長い目での婦女子教育にも惜しいことだとも思いました。


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