2010/5/27 木曜日

治山治水

Filed under: ネコ,人物 — patra @ 11:18:03

IMG_0370お前たちは私の元で暮らすには覚悟がいるよ!と頭なでてから元気でいてくれるなら、それだけでありがたいのよ。病気になっても、私じゃ”スワ!ソレ!”と病院へ連れていけないからね、ヨシヨシと話しかける。
秋には新しいマンションに引っ越すので猫達が慣れるのか?も心配になります。
安岡正篤先生の言葉から日々の覚悟を学んでいます。新しい環境は人間にも冒険ですから。

【運命と宿命】

宿命に任せたらそれこそ惨膽(さんたん)たるものである。

ところが、それに手を加えると、
まったく別な運命を打開することができる。

それは、放っておけばどんな被害を生ずるかもしれない水を、
うまく治山(ちさん)治水(ちすい)をやりさえすれば、
逆にどんなに作物を潤(うるお)し、
あるいは観光の人々の目を慰(なぐさ)め、
いろいろの利益のあるものにすることができるものか、
それと同じである。安岡正篤

困ると必死になって考える、逆境になると謙虚になる、工夫に工夫を重ねる
日々暮らしゆく中にこそあらゆる「美」の源がひそんでいるから。
だから日常こそは丁寧に大切に取り扱うべきなんだな・・・と秋の新しい出発に想いを馳せます。
雲水の修行のように一糸乱れることのない境地で晩年に赴きたいものだな〜。
猫たちから野生を奪った我々人間はいつも謙虚に彼等にさえ問いかけなくてはいけない
と思う。

「しあわせですか?私と暮らして・・・私はしあわせ、ありがとう」と。


2010/5/26 水曜日

一人でのんびり

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 21:30:08

CIMG7131CIMG7134長過ぎる母との年月を振り返りながら・・・母の丈夫そうな二の腕の太い骨の事を思った。転んでも骨折しない母の太い骨は、その父さん、つまり私の祖父からなんだな、と思う。そっくりな骨ぶと・・・煮豆ばかりで育った昔の人のほうが骨が丈夫な秘密は一体なんだろうな・・・
健康体の遺伝子について考えた日。内蔵と骨はやっぱり食べ物かな?粗食が良いように増々思えてきた。昆布や小魚とかね。それと少なめ・・・に早起き。万一のことが在ると心配で夜中支度して起きてる習慣が、ものすごいダメージになってる気がするな〜ハグハグ、せめて40回噛みましょう。


笑っちゃうルール。

Filed under: 家族,日々雑感 — patra @ 1:28:47

CIMG7127CIMG7129まだ食べていないのに鰻からご飯が覗いてる(笑)これ中ですから・・・大嫌いだった鰻を母のリクエストで渋々。千2百カロリーだと思うとゾッとする。半分だけ・・・母が頑に信念として護ってることに、新しい事や新規に事を為す時は大好きなものを食べて後悔を残さない!なのだそうでショートステイへ行くにも満足して行きたいのだそうだ。笑っちゃうがお安い御用、でもって上、中、下の上は鰻が3枚なので何時も中です。下は肝吸いがつきません。
二人で分けるには事、鰻に関しては、絶対反対で嫌なんだそうである。笑っちゃう。

お風呂の前に自分で髪を少し切った、まるで出陣するような気構えの老人にヘルパーさんと私でたっぷり2時間もかけてバッグに詰め込みました。グッドアイデアは、母の日に姉のご主人(お婿さん)に頂いた銀座『曙』の千代紙の引き出しの空函に、口紅や櫛、歯ブラシやポリグリップ等全部修まった事。
「これをベッドの側に置けば解りやすいし奇麗だからね・・」と教えると高々とグーの握りこぶしを挙げてました。素直。
大事な服にも名前を書くのだが、ついてる白いタグに書いたので「いい?ここに書いたと見せるのよ」とか細々・・・

テストをして置かないとイザという時に困るからですが、母のドキドキしてる様子が伝わってきます。
大丈夫だから、きっと今度は楽しいから!とヘルパーさんと二人で交互に励ましながら支度全ておわり。


2010/5/25 火曜日

オクラ納豆と準備ソワソワ

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 1:40:45

CIMG7122CIMG7117CIMG7118梅干しの実を1個、種を抜いて茹でて刻んだオクラに茗荷と混ぜます。削りカツオ節も入れると更においしいご飯のおかずです。明後日はショートステイお試しなので母の洋服を選びます。
今闘病中の姉が去年一式持ってきてくれた中から季節に合うもの、更に温度調節が出来るように軽い絞り模様がお洒落な上着も入れる。
普段着のフリースと赤いチェックのズボンも・・・一昨年ぶりです。
あのときも帰るなり「2度と行きたくない!」と言っていたので少し心配・・・
嫌がる理由は施設に居る老人達があまりにも惚けているのを見るのが辛いかららしい。
母は杖や車椅子ではあるけれど全く頭脳は明晰なので浮き上がってしまうのでしょうか、居場所が無い!と感じるようです。
彼女の好きだった施設はもう空きがありません。
車でお迎えが来ます。ありがたいですよ〜何も心配いりません。
これは故橋本龍太郎さんの時代の恩恵です。

今回は秋の引っ越しの時に預かっていただかないと危険なので、そのお試しステイを素直に受け入れてくれています。徐々にではあるけれど彼女なりに努力して呉れているようです。
たった7日だからね!
播磨坂の桜の名所の近くです。もう桜は無いけれど並木が奇麗な場所なのでどうかな?
名前を持ち物に書き入れました。
お洗濯しないで済むように紙の使い捨てパンツを入れました。
まだ丸一日あるのにソワソワ・・・寂しくならないように父の写真も入れてあげました。


2010/5/24 月曜日

大切な事、

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 3:24:32

CIMG7104CIMG7106CIMG7107どうしても思い出せないことってありますよね、気になって一日中考えてしまう。
そんな日曜だったので夕食作りが遅れそうで慌てました。鶏ひき肉のソボロと炒り卵。いつものインゲンが切れてたので2色丼。
頂いたそら豆は半分を親戚にお裾分けしたので残はちょびっと、皮が黒くなっていたので豆を莢から出し更に薄皮も剥いてフライパンで炒り、味醂と醤油で味付け。熱いうちは香ばしくておいしかったです。
そうだ、ネット繋がりの気安さから礼状もお出ししていないな〜
で思い出した事、気がかりだった事は子育ての事だった。誉めて育てる・・・という事をあまりして来なかったから凡才にしてしまったのか?と些か後悔してました。まず誉められたことは無い子供時代だったので躾のことばかり重視してしまっていたが、子供は誉めてそだてるべきだそうだ・・・TVの天才を育てるを見て、改めて感じたのだが、いや待てよ!思い出した!
この事を息子に伝えたかったんだ(笑)とにかく両親には誉められた記憶は無いが,私は他所の大人には何故だか常に可愛がられたぞ。うふふ・・・他者から全ての好みを学んだのだった。思い出したぞ。
息子もとても人様からの恩恵を受けるタイプである。という事はバランスが取れているって事じゃないか?、我が両親も放任主義だった。おかげで自立心が芽生え、他所の人から沢山の知識を教えて貰ったものである。掃除の仕方から料理も何もかも・・・

先日電話で「誉められたことが無いよ」と息子が言ったのが棘のように引っかかっていたのだが、それをチャンスにするのが自分の能力・・・これを伝えたかったんだ!
天才を育てる6箇条を聞き、一つも当てはまらなかったのには、済まな過ぎて笑ったが,人に好かれるように育てたのだから文句は言いなさんな(笑)あ、言ってない?ならばよろしい。

ちなみに天才を育てる6つの法則、これは並みの親が到底できることでは無いが参考までに

1)10才までに足裏をマッサージする。毎日。裸足で走り回らせる
2)誉め上手である。叱らない。
3)習わせるなら両親のどちらかが好きである事を。ピアノ、ダンス、野球、フェンシング
4)目標は少しづつ乗り越えさせる
5)子供が帰ってきた時、両親のどちらかが必ず在宅である事。
6)両親が仲が良い事。意見が常に同じで在る事。

イチローや杉山愛さん、ゴルフの石川遼君、天才ピアニストの親御さんがしてきた努力は
凄まじい、出来るものではないと改めて感服しました。

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