2010/11/22 月曜日

古い家具の魔法

Filed under: 日々雑感 タグ: , — patra @ 22:51:24

IMG_1516私のブログのタイトル写真のココニャンの入っている引き出しはイギリスのオールドパイン材です。前の古い家ではいかにも古びた風情でしたが、まさに田舎の家のように、なじんでいました・・・
このチェストは大好きなので何が何でも持って来ようと考えていました。
今度の引っ越しでも古い家具をだいぶ使っています。多少傷があっても愛着があるからです。

新しいマンションに持ち込むには,傷だらけで古過ぎなので、浮いてしまうかな?と思ったチェスト、玄関に置いてみたら、これが見事に修まり似合うのです、しかも違った表情までみせてくれています。

アララ,見直しちゃった(笑)えらいね〜君たちは!。これからも大事にしますよ。古い木はどんどん味が出て来る物ですが、手入れもしないとね。ワックスを塗ってあげましょう・・・

しかしこんな事なら3階と1階に置き去りにした、やっぱりオールドパインの台所テーブルも持って来ててあげれば良かったな〜置く所が無いけど


アイランド型食器引き出し

Filed under: 日々雑感 — patra @ 13:15:16

CIMG8391CIMG8393CIMG8396CIMG8399CIMG8404CIMG8401CIMG8402今回の住み替えで一番ヒットだった事は台所の動線です。
4メータ程の長さを一直線に全ての家事が流れるように作りました。
冷蔵庫から始まって浅いシンク、食器洗い器,二段になった収納やミーレの乾燥機付き洗濯機までこの長いラインに設置しました。
私の膨大な食器類をどう収納するか?事情を知ってる息子達は図面を見ながら訝りました。果たして入るのか?マンションなのに!?。
考えた末の私のアイディアは、アイランド式の大きな調理台、この両側から出し入れできる引き出しに特注したのです。
左側には引き出せるキャスターつきのゴミ箱を収納してあります。ドアを閉めればゴミ箱は外からは見えません。

今までのようにゴミ出しも同じフロアーのゴミ置き場にヘルパーさんが運ぶだけ、洗濯も全自動!と殆どの家事を私一人でも頑張れます。掃除はロボットのルンバが機嫌が良ければスイスイと・・・機嫌が悪いとテーブルの脚に掴まってウンウン動きません(笑)

実に便利で快適です。今までのようにお皿が取り出せなくて困る、という事は見事に解消されました。
キッチンのキャビネットは全てホウロウですから、ホウロウ好きの私は大満足です。洗剤つけて棒雑巾でゴシゴシしても劣化しませんから

従妹が「私,憧れなのよ、ホウローのキッチン」と叫びます。好いわよね〜ホウロー!!と二人で合唱です。
そんなわけで,何も困ったことは有りません。気楽に介護してます、本当は(笑)
ただ、最近、下手に成ったかも、お料理が・・・

大鍋に一杯!を止めた事と速攻で片付けるせいでしょうか・・・スープ鍋の出番がないせいでしょうか?「何もたべさせないで、食べるの嫌」という母の言葉にでしょうか


そうゆう事!

Filed under: ネコ — patra @ 1:29:25

IMG_1519おやすみ!


「むすび」産霊

Filed under: 人物,日々雑感 — patra @ 1:25:40

【むすび】

いかに死すべきかということは唯(ただ)、
死を願う消極的な心ではない。

いうまでもなく、ある偉大な感激の対象を求めて、

それに向かって没我的になって行く。
 
己(おの)れを忘れ、あるいは己れを抛(なげう)つべき
ある偉大なる感激の対象を得る生活であります。

我々が喜んで、勇んで、己れを空(むな)しうし、
己れを忘れて没入して行くような、
そういう感激の対象を得ることを、
大和(やまと)言葉では「むすび」(産霊)という。

日本精神を最も活き活きとつかむため、
日本精神の真骨頭を把握するためには、
この「むすび」ということを知ることが、
根本の問題であります。

 『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊) 


2010/11/21 日曜日

青空と紅葉と母

Filed under: 家族,時代 — patra @ 0:03:06

IMG_1484IMG_1464IMG_1486IMG_1466母は末期癌です。他に心臓も悪く、腎臓の働きもにぶくなっています。お小水の出が悪いのですが、食べたい!と言うものがタラコだったり筋子なので退院後の自宅では塩のきついものを食べるせいでしょう。お小水の出も良く、顔にツヤも戻って来て喜んだのも束の間、今は胸に痛み止めを貼って眠っています。
塩も水分も心臓には悪いのですが、最早治療の術がないので医者は「好きに、欲しがるものをあげてください」と先日,胸に貼るパッチ型の痛み止めを置いて行ってくれました。
そして遂に土曜日は訪問看護もお休みなので、足の裏の脹ら脛と胸の肋骨部分を痛がるので使いました。
が、1時間たっても効きません。
電話で看護師さんに尋ねますと痛み止めのロキソニンを飲ませなさいとの事。朝も飲んで未だ昼の1時過ぎ・・・躊躇するが、痛がるのは床ずれだと思うけれど,思い切って飲ませました。
家で末期癌を見るのは、車椅子の私には無理!と散々言われて来ましたが、私の考えでは極力家族の側が老人には良いと思うのでバリアフリーのマンションに越し、母を極力看る決心をしました。

「こんな素晴らしい家をありがとう」と母は何度も言います。
「こんな所で介護して貰える私はしあわせだ・・・」とも。

退院した時は、介護プランが遅れ,母の腰や足への体重負担がジュクソウになるのは分っているのに
エアマットの設置が遅れました。可哀想な事をしました。
医療に精通してる私でさえ、見落として抜かりましたが寝たきり老人にエアマットは必須です。

一般の老人は一体どうなっているのでしょう。入院中に見聞きした老人は静な人ほど放置されます。無知な家族も手遅れになり後手後手になります。

母はカテーテルの侭退院させて頂きましたが、尿パックが細菌で汚染され、取り替える度に酷い匂いが・・・幾ら何でも清潔とは言えませんでした。
看護師さんは慣れているのか「紫色に変色してるのは汚染されてる証拠です」と言うだけです。トンでも無いことです。
保健範囲を超えても袋くらい200円です、頻繁に替えて欲しいと!と断固要求し、毎日身体を清拭し二日程で見違えるように奇麗で清潔になり匂いも全くしなくなりました。
粉をふいた様なグレイなお顔も
朝早くから来て熱い蒸しタオルで清めてくださるヘルパーさんと私でクリームを塗りツヤツヤにしました。
昨日はベッドの侭、洗髪もして頂けました。全て医療保険ですから入院と同じ、違うのは肉親の眼でチェック出来る事です。
沢山の看護師さんの居る病院で2ヶ月で廃人になって汚れて戻った母を哀しい思いで眺めました。日本の老人医療は何なのでしょう。

ジュクソウになりかけた腰と脚の消毒と薬塗りに週5日,看護師さんが入り、週二日浣腸をして頂きます。
今日は土曜・・・看護師さんはお休みです。
何事も無いと良いのにと思っていたら19という数字は痛みで亡くなった人の怨念の数字です。ヘルパーさんがお帰りになった後、とうとう麻薬のパッチを貼るはめに・・・もうこれを使い出したら終わりです。
エアマットに代えた時は大感謝されました。その喜び様ったら・・・この良さを「世界の人に知らせたい!」とまで言って感激してましたが・・・

明るい青空、見事な紅葉、でも私の使命は未だ未だこれから
ゆっくりと友人と語り合うチャンスも無いまま、とにかく母を安心させる為に全ての時間を使っています。

其れ以外は何処に眼をやっても気持ちの良い空間が広がっているので光の裏側に潜む暗部も受け入れられるのでしょう。


© 1999 - 2025 Patra Ichida, All Rights Reserved.