2012/9/13 木曜日

週間食べ記録

Filed under: 料理 — patra @ 23:50:47

抗議から1週間経っても何も言って来ない三井から返事があった。
三井不動産は売り出すにあたって蓮池の景観を特に強調していたが、東武公園緑化推進フェアーが池之端に決まったのは、売り出した翌年2011年で三井には何も知らされていづ、しかも今回は私が問い合わせるまで寝耳に水だったとの事。
イベントについての一切の報告も三井は知らなかったそうです。
電話は若い女性なので
『緑化というなら今ある緑を切るなんてもっての他なり』という私の意見に一応同調するような感じではあった。
東武公園側は知らせるべき義務を怠ったので謝罪すべし・・・説明はいらない。と伝えた。
FBやHPを公開しているのにこちらのコメントを即効削除も許せないと伝えて置いた。
なので夕飯は簡単1分ラーメンになってしまった。レタスとシュウマイ。

初秋刀魚です。やっぱり美味しいな〜大根がおろせない(力なし)なので千切りで頂く、かえって美味しいかもw

烏賊とタマネギをトマトソースで煮込みペンネ・・・ボーノ。

平目の縁側がついてたので幸せ・・・

塩麹と豚さん、ぶっかけウドン・・・オクラ入り
烏賊がおいしかった。


2012/9/11 火曜日

高倉健さん

Filed under: 人物 — patra @ 23:11:38


プロフェッショナルの高倉健特集のインタビユーは圧巻だった。寡黙とおもわれていた健さんが実に明快で饒舌なのだ。
無駄な言葉はひとつもない、けれどポツっと語る言葉の端々からこぼれ落ちる人間性にもの凄い力があって圧倒されるのだ。
例えば映画スタッフになるべく映画の好きな若い人材を入れる事、彼等に映画作りの現場の空気を味合わせてあげたい!と条件を付け、彼等の側でたえず仕事ぶりを見ているのがおすきらしい。
そして振り返ってこう言う「一番働く人が、一番安いんだよね〜・・・」納得いかないよ、というお顔。
現役で最高齢の役者、大滝秀二さん(87)と現場で一緒になった後,最敬礼し涙する。
「大滝さん,仏像のようなお顔してましたね!  かなわないな〜いや負けたくない。後を追うだけですね」と自分に言い聞かせるように目を伏せる。
最も影響を受けた人生の師を訊ねられると躊躇なく「それは母親,母親が法律!みっともないことしなさんな!、という言葉を今でも大事にしています」
明快に躊躇なく答える。

「俳優が私生活をみせちゃいけないと思うんだ・・・」だってそうでしょ?というようにカメラを睨むそのどれもこれも実に良いお顔なのである。年令を重ねさらに素晴らしい人間味が出る役者さんてそうは居ない。唯一の存在、そんな高倉健さん81歳,背筋もピンと伸び見事なものである。孤高・・・人は簡単にそう表現するが私には修験者,超越した粋人に見える。孤高など遥かに越えた仙人みたいだと思った。イヴ.モンタンが羨ましい、奥さんが死んだ後若い秘書と幸せに暮らして死んだんでしょ・・・いいな〜とか
ジャン・ギャバンは実際は不幸だったんだよ、でも牧師になってもギャングをやってもどれも嵌るでしょ?とか今まで知らない人間味ある側面も見えた最高なインタビュ−番組だった。特別な人なのだな、やっぱり。


どんどん切られて行く千年の蓮

Filed under: 友人,日々雑感 — patra @ 18:57:06

真ん中に人が見えますか?2.3人が伐採してはボートで運びだしています。

私には蓮の悲鳴がきこえるのです。
ちょうど早めの食事を取り終わった頃,電話が鳴った。
ドイツのお友達,メールばかりでお声は初めて。やさしい素敵なお声。
「きっと蓮達がぱとらさんに助けを求めているのよ・・・」電話のむこうから、泣けてしまう。同じ事を思っていたから・・・そうなんです。私には蓮達の声が聴こえる。
昔の家の隣りの庭の樹々たちが訴えたように「切らせないで」
あまりにも無力な自分に、自分の車椅子が情けなかった。抗議に出向いて身体を張れない。天よ・・・見ておいてください、この愚かな人々の所業を!
ワザワザ遠いドイツから励ましの電話をかけてくださった芳子さん、泣けます。うれしくて泣けます。
自分の無力にも泣けます。


2012/9/10 月曜日

百年の愚行

Filed under: 日々雑感,時事 — patra @ 11:35:17

切り取られ無惨な傷口のようにみえる蓮池。
まさかこんな事が起こると思っていなかったので問いただした事は一昨日も書いたが「緑化フェアーを担当している東武公園側の返事はお粗末だった。
担当者の回答は
「緑化推進フェアーの目的は皆さんに緑の大切さをしっていただくため・・・」
「まて、まて、緑の大切さを?それなのにこの千年の歴史の蓮を一部でも伐採して良いのか?我々納税者の税金を使って、なんという無駄をするか?冗談言ってもらっては困る」と抗議すると「ご意見は伺いました」と電話を切られた。
東京都の石原都知事も知っている!とその服部某は明言までした。
「文殊は国の財産」などと言い始めた石原さんだ。
今ある美しい自然を壊し、いかにも無駄なフェアーの計画図面など見る事も無く、まして我々の自然景観を愛す住民に問うことなどせず東武公園緑地推進科事業部に丸投げであろう。
尽くがこうした無知な役人仕事によって綻びは生ずる。

蟻の一穴から生じた綻びが、やがて都会の僅かばかり残った文化遺産、緑のオアシスが蝕まれて行く。

事業部の誰かひとりでも疑問を持たなかったのか?この無駄極まりないフェアで必ず池は汚れるはずだ。
期間限定といえども黙って見過ごすことが出来ず抗議はしたが、プラン決定をした人間からは未だに返事なし、恐ろしい事に台東区役所からも返事なし・・・三井もなし・・・
そこへ10時過ぎ東武公園緑地推進事業部の女子から電話があった。竹内という女性,蓮池の写真を三井のゲストルームから写すのに立ち会った人間らしい。
その写真と計画の図面など一切三井にも見せていないそうだ。
もちろん石原都知事も詳細など見ていない・・・そう言い切っていた。

私の質問「緑地フェアーの目的は?」にやはり明快な答えは出ず口ごもる。

今ある自然を壊し人工的な物を立てる計画に誰ひとり疑問を持たない・・・この事実が実に恐ろしいのである。机上の論理。
「緑に親しんでいただくための・・・チラシなどお配りしお散歩の方からも楽しみといっていただいてます」得意げに答える。通行人は客気である。つまり人ごとなのだ。

日本は一体何時からこんな3流国家になってしまったのか?
今ある自然の状態で十分に美しい文化、蓮そのものを切り,壊し一部といえども人工的なものを作り恥とおもわぬ人々に二の句が告げられなかった。
こんな愚行に税金を使ってもらっては困る。
「緑化」という意味を正しく知れば金輪際できない行為である。
切られる前の不忍の池写真,美しい。

最後にドイツの友人から私のブログを読んで送られたメールを添付します。

いちださま

記事を拝見、そして蓮池の写真を拝見しました
企画者の説明文も読みました 
 
緑という言葉を振り回し、いまある命を殺戮する
その不遜さ、貧しさ無知にぞっとしました。 恥知らず。 

こちらの国では ”人間は森の動物の一員”と子供に教えます
自然界に共に住むことの嬉しい気持ちと謙虚さを持つこと

この無残な光景を見下ろす Patraさんのお気持ちを思い
心から悲しくなりました 

セントルイスの友も怒って電話をくれました。

自分の利害だけでは無い、放置すれば日本の美は失われるからです。


2012/9/9 日曜日

モクモクな雲

Filed under: 日々雑感 — patra @ 14:08:39

切り取られたまるで深い傷のような蓮池を見なければ空は青く雲は真っ白。
抗議の電話とメールは土日のせいで一通も返事が無い・・・


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