2012/9/10 月曜日

百年の愚行

Filed under: 日々雑感,時事 — patra @ 11:35:17

切り取られ無惨な傷口のようにみえる蓮池。
まさかこんな事が起こると思っていなかったので問いただした事は一昨日も書いたが「緑化フェアーを担当している東武公園側の返事はお粗末だった。
担当者の回答は
「緑化推進フェアーの目的は皆さんに緑の大切さをしっていただくため・・・」
「まて、まて、緑の大切さを?それなのにこの千年の歴史の蓮を一部でも伐採して良いのか?我々納税者の税金を使って、なんという無駄をするか?冗談言ってもらっては困る」と抗議すると「ご意見は伺いました」と電話を切られた。
東京都の石原都知事も知っている!とその服部某は明言までした。
「文殊は国の財産」などと言い始めた石原さんだ。
今ある美しい自然を壊し、いかにも無駄なフェアーの計画図面など見る事も無く、まして我々の自然景観を愛す住民に問うことなどせず東武公園緑地推進科事業部に丸投げであろう。
尽くがこうした無知な役人仕事によって綻びは生ずる。

蟻の一穴から生じた綻びが、やがて都会の僅かばかり残った文化遺産、緑のオアシスが蝕まれて行く。

事業部の誰かひとりでも疑問を持たなかったのか?この無駄極まりないフェアで必ず池は汚れるはずだ。
期間限定といえども黙って見過ごすことが出来ず抗議はしたが、プラン決定をした人間からは未だに返事なし、恐ろしい事に台東区役所からも返事なし・・・三井もなし・・・
そこへ10時過ぎ東武公園緑地推進事業部の女子から電話があった。竹内という女性,蓮池の写真を三井のゲストルームから写すのに立ち会った人間らしい。
その写真と計画の図面など一切三井にも見せていないそうだ。
もちろん石原都知事も詳細など見ていない・・・そう言い切っていた。

私の質問「緑地フェアーの目的は?」にやはり明快な答えは出ず口ごもる。

今ある自然を壊し人工的な物を立てる計画に誰ひとり疑問を持たない・・・この事実が実に恐ろしいのである。机上の論理。
「緑に親しんでいただくための・・・チラシなどお配りしお散歩の方からも楽しみといっていただいてます」得意げに答える。通行人は客気である。つまり人ごとなのだ。

日本は一体何時からこんな3流国家になってしまったのか?
今ある自然の状態で十分に美しい文化、蓮そのものを切り,壊し一部といえども人工的なものを作り恥とおもわぬ人々に二の句が告げられなかった。
こんな愚行に税金を使ってもらっては困る。
「緑化」という意味を正しく知れば金輪際できない行為である。
切られる前の不忍の池写真,美しい。

最後にドイツの友人から私のブログを読んで送られたメールを添付します。

いちださま

記事を拝見、そして蓮池の写真を拝見しました
企画者の説明文も読みました 
 
緑という言葉を振り回し、いまある命を殺戮する
その不遜さ、貧しさ無知にぞっとしました。 恥知らず。 

こちらの国では ”人間は森の動物の一員”と子供に教えます
自然界に共に住むことの嬉しい気持ちと謙虚さを持つこと

この無残な光景を見下ろす Patraさんのお気持ちを思い
心から悲しくなりました 

セントルイスの友も怒って電話をくれました。

自分の利害だけでは無い、放置すれば日本の美は失われるからです。


2012/9/9 日曜日

モクモクな雲

Filed under: 日々雑感 — patra @ 14:08:39

切り取られたまるで深い傷のような蓮池を見なければ空は青く雲は真っ白。
抗議の電話とメールは土日のせいで一通も返事が無い・・・


2012/9/7 金曜日

緑化フェアの恐ろしい計画。

Filed under: 日々雑感,時事 — patra @ 17:29:17

都市計画の一環として、と銘うった「緑化フェア」が全国展開されているそうだが、今度はその企画が池之端の蓮池で行われるらしい。
ここ何日か池の蓮が無惨に切られ水路のようなものが出来はじめた。

え!何?と言う残酷な感じ・・・せっかく綺麗な葉で覆われた蓮池に何事が起こったのか?と恩賜公園の管理事務所に問い合わせて計画が分った。
上野公園では詳細は分らないのでと東武公園の緑化フェア推進課?の担当石塚氏に電話を回された。
緑化推進フェアという名の下に水路を作る為に見事な茂みを破壊しオブジェを作る計画だそうだ。
作家の名前も聴いたので当人のHPを視てみたら計画の図面が載っていた。吹き出すような人工的な計画図がこれです。池田一作品「不忍・緑・5景」だそうな。

陳腐なり。

小賢しい、何が緑化フェア?というようなプランだった。
こんな事の計画に都民の税金を掛けて自然をないがしろにする人工的催しで「悦」に要ってる輩は実に許し難い。
国のやることのクダラナさは相当なものだが、この美しい蓮池を4本のかっこうわるい線でぶった切り水路に飾るオブジェのためです。と言われても俄に納得がいかない。
東京オリンピック招致の計画にしても、断言しても良いが、才能と知性のある優れた人選に辿りつけた試しが無いのが国の仕事だ。
9/28日から蓮池は凡そ芸術とは遠い「お為ごかしのオブジェで下らなく汚されてしまうのか・・・と甚だ不満である。

上からの景観の見事さで選んだ住居なのに上から眺めもしない頭でっかちな計画図に猛抗議しました。一体こうしたイベントは誰の為なのだ?住民の為では決して無い。
自然の景観をないがしろにした、無意味なイベントだけでも取り止めれば、おぞましい赤字国家の財政への、多少の見直しになる筈である。

まさか?と思ったがこんなイベントを長々、俯瞰で見せられる事になるとは不愉快千万。赤い月の嫌な予感が・・・的中だった。
国民に知らされない様々な無駄がこうして深く進行しているのかと思ったら恐ろしかった。
子供達(忍ケ丘中)まで環境汚染に巻き込んでいる・・・
付け加えるならば・・・
もし私が環境大臣であったり緑化推進フェアの長だったならば、今期の予算総てを福島周辺、被災地支援の一環として寄付する提案なり英断をとうだろう。今の日本に最も大事な事の何か?を考えたらPRなどに一銭たりとも税金を使わないで「真の国への緑化」に最善をつくすだろう・・・


ブルーベリ−ジャム完成

Filed under: 日々雑感 — patra @ 1:39:44

ブル−ベリーを2キロ購入しました。FBつながりのお友達が作っていらっしゃるのです。多分すごく格安だとおもう・・・さっそくジャム作り。
味見しただけで舌が・・・あれる。
三温糖を使ったのだけどオリゴ糖のほうが良かったかな?
ほぼ日の糸井重里さん気分を満喫。鍋をかき混ぜながら無心の境地ね。

瓶も煮沸

完成です。1キロで瓶に3個,お皿に一山、美味しく出来上がりました。
が、考えたらパンを食べなくて久しいのにどうするの?と少し慌てた隠居です。


2012/9/6 木曜日

ベジョータ

Filed under: 友人 — patra @ 12:03:03

イベリコ豚の生ハム・ベジョータを件の友人が持って来てくれた残ですが、本当に美味しかった。イチジクもメロンも無かったので梨の二十世紀と一緒にwいけます。
眼鏡スタイリストの藤さんは大の大の写真嫌いなので写せませんでしたが、白い木製のフレームのそれは素敵な眼鏡をかけていらっしゃいます。
私の緩くなった眼鏡のツルを閉め直しにきてくださったのでプチ残り物宴会です。
焼き野菜や届いたばかりのブル−ベリー

レタスのスープ

千疋屋のマンゴウプリンは藤さんのお土産、これが一番おいしかった。甘味を控えていただけに・・・沁みる。
藤さんが1年振りに部屋にはいるなり「痩せましたね」え、うそ、本当?と大喜びな私です。でもでもきっとお世辞,私の感じでは後どうしても3キロは落とさないと・・・こんなに食べてばかりいては無理かな?

お土産のマンゴープリン


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