いやな奴、頼朝・・・
戦の後に丁寧な供養をする心の余裕があるにも拘わらず又も不興を買ってしまう結果に・・・。
鎌倉殿の耳には様々なご注進が入ります。
単純な見方しか出来ない義経主従を心配するミチさん。全くねぇ誰か独りでも裏を読み取るブレーンが居れば。
法皇の甘言に喜び勇んで神器を返上してしまう義経さん!君は誰の直属か?・・・しかもどうも世間の様子までもおかしい。
梶原の景季が見兼ねて涙ながらに注進に来るも、頼朝怒りの真意が飲み込めずにただ狼狽える主従・・・いかにも単純に過ぎます。
心の悩みを払うべく鞍馬山で師と問答する義経さん、「重いものは捨てろ」と示唆されるも素直には従えないのは既に家臣が居る柵(しがらみ)からだが水ごりまでする姿に、その悩みが如何に深いかを感じさせます。いじめられる理由が解らない現代っ子みたいで切ないです。
頼朝から疎まれる理由は、一重に『筋を通す』
続きを読む…