2008/5/14 水曜日

コケティシュなお仙ちゃん

Filed under: 人物,家族,料理 — patra @ 0:26:31

夕方、私の部屋まで響くすごい音がした。お風呂場で、母が又も転んだという。ヘルパーさんが側に居て転ぶとは?何事か?と慌てて覗いたら,洗濯物を置きにヘルパーさんがちょいと目を放した隙に,自分で靴下を脱ごうとしてよろけて,仰向けに頭から転んだそうだ。母の悪い癖、ゆったりと人手を待つゆとり,頼む心が出来ない性格のせいです。一人で出来ると思っても歳には逆らえずに、これで今月は2度目。私の心臓は相当にびっくり。ヘルパーさんも真っ青になっていた。「平気、平気」と当人は笑っていても周りを心配させるのは本当に迷惑なので今後は絶対に風呂場で一人にさせない方針を話し合う。

看護師さんに血圧を計ってもらい問題はないとの事だが,こんな事がまだまだ続くのでしょう。

寒かったので水餃子にモヤシとトマト、ニラを入れてあげ早寝させる。鶏の出しが効いておいしいと嬉しそう。私はがっくりと疲れる。夜BSで嚥下不能の老人食の作りかたを見るが何でも食べられる母は良い方なのか・・と自らを慰める。

夜に「おせん」を気分直しに見るまで気力が失せた。
すき焼きが好きじゃない私に今回のお話はツボでした。
熱の出たモワ〜ンとした後れ毛のウナジまでお色気に溢れるお仙ちゃんに見とれてしまいます。昨夜の話は、途中が何かと退屈だとおもったけれど、それは「鍋はつきっきりじゃないと・・」というおせんの台詞を活かすためだったのですね〜面白かった。大泉洋という役者もうまい、蒼井優ちゃんは色っぽくって可愛くて芝居が上手くて、で言うことなし。

しかし、我が家のつきっきりが・・・鍋物じゃなく老人ってのは
なんか・・・シャレにもならないな〜。





2008/5/13 火曜日

ママの神様

Filed under: 日々雑感 — patra @ 14:11:21

この所、朝早く起きるので昼間に時間があくのですがまず見た事のない昼ドラマ・「ママの神様 」に青田典子さんが出ていて、お母さん役を頑張っていらっしゃるので母にも見せる。お会いした時の青田さんの印象は素顔の優しい奇麗な、とても線の細い方でした。良い女優さんになれる方だとおもう。「面白い」と母。室井祐月さんの原作だそうだ・・・

しかしTVに映し出される女優さんは実際には華奢で細く顔が小さい方が多いのに驚く。私など肩幅といい、さぞ大女に写ることだろう・・と。

一晩中雨だったが、台風は避けられそうな予感ですがやっぱりお祭りまでに工事は終らないかもしれない。本祭りに提灯を注文しなかったのは初めてだが仕方ない。
中国の地震といい、何が起こるか解らない自然気象、ここ何日かストーブも付けている我が家です。





雨か・・・

Filed under: 日々雑感 — patra @ 0:21:51

外壁の色をやっと決めた・・・のに





2008/5/12 月曜日

ホタテのバタ焼き

Filed under: 料理 — patra @ 16:18:29

職人さんが今日はお休み。朝から早起きしていたので当てが外れる・・台風が近づいているのも気になるけど、ま、運まかせにするしかありません。蔦はきれいに無くなっています。
時間があったのでお昼に色々お惣菜を用意する。今朝、母の治療の看護師さんが計った血圧は124で正常値だったそうです。やっぱっり鰻が効くのかしらん。鰻のお取り寄せで食べ忘れた食材を料理する、といってもホタテのバタ焼き、鶏ひき肉と卵のソボロ。小松菜の芥子和え、胡瓜揉みに古ズケ。母だけから揚げを追加して・・量は少なく種類を多く、そうそうモズクは毎回といって良いくらい出します。フコイダンの摂取に効果的かな?げんきに召し上がる母。
ご飯は朝、食べたのでお腹が全く空かない1日1食主義の私もちょっとお相伴。ホタテのバタ焼きがおいしい。ヘルパーさんが買ってきてくれたキンピラ、薄味、柔か、老人向けでした。切り方の乱雑な私のキンピラは味は良いけどもう母には堅いかな?と思ったので・・・ 続きを読む…





みな善意・・

Filed under: 家族 — patra @ 4:16:02

しかし何と言っても90、数えでは91という年令であれだけしっかりしている母にもっと感心してあげたり励ましてあげなくてはいけませんが私は母に優しい言葉がかけられないし、照れます。そんな日々家に来てくださる介護関係の方々は皆さん全員、おもいやりが一杯でありがたいくらい気を遣ってくださるのです。靴の仮縫いが遅れたために限界になってしまった私の靴、足底板の無いほうの左足にジェル状のドクターソールを見つけたから、と買ってきてくれたりとホントに細々と助かります。

遠い親戚より近くの他人・・とは、昔の人は良くいったものですね。母は感染症があるためにいわゆる施設への入所ができません。有料老人ホームへ入所出来る人は感染などの病気が無い人に限ると、どのパンフレットにも書いてあります。実際問題、入所するにはお金もかかりますが母はその資格自体が、そもそも奪われているのです。過去の人工股関節手術の傷からの感染症ですから母は医療の犠牲者です。何の進展もない治療が死ぬまで続きます。ただ消毒するだけでも感染である以上入所ができないのですから病気になったら病院へ入院するしか道は無く、期間が限られます。

今の所、他の病気はありません。ですからこの先も自宅で介護の皆さんに助けていただきながらノンビリと暮らしていこうとは思っていますが、他人から見たら私は不行き届きがあるのでしょう。そんな時でも常に他人が家に入っている今の状態はプラスだと思っています。閉鎖的にならずに済む上、母も私も努力しながら皆さんに評価されようと頑張る楽しみが増えるからです。医療問題が深刻になってきた日本は、家庭で看取る医療がどんどん増えていくでしょう。真剣に取り組むつもりでいます。やれる所までは行きたいものです。

一方母は、口うるさい娘のいない奇麗な施設でのんびりしたいようです。それを熱望してるかもしれません?「どうしたい?」改めて母の日に質問してみたら「貴女にはすまないと思うけど、私ずうっとここに居たい・・」と真顔で答えてくれました。 みなさんの善意を頂きながら頑張ろう・・そう心に思う娘ですが優しい言葉より責任感ばかり募り、ちと小言が目立ちます。「もう煩いんだから〜」と母。凸凹コンビがまだまだこの先も続きます。





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