2009/1/6 火曜日

セクシーブレース

Filed under: お洒落,日々雑感 — patra @ 0:13:28

左足太ももが太く脹ら脛が細い赤と黒でお洒落に
右足のブレース(補強用金具)は病院にいる間に外せたのですが、左足のブレースはもう外してもいいよ!と先生には言われていたのですがリハビリの先生と相談しつけたまま退院してきました。ちょびっと自信がなかったからですが、ついにお正月に外しました。膝が伸びて多少ぎこちないけれど慣れないと・・・体重がもろに膝にかかるので未だ痛いです。でも大分なれてきましたが長くは立ってられません。外したブレースはちょっとセクシー(笑)
これは先生の指示で私用に軽くてお洒落なブレースに担当の若い装具屋さんが作ってもくれました。留め金が赤で本体が黒・・・かわいいでしょ?両足ともつけていたときはロボコッブになった気分でしたよ。

今日、棚の整理をしてて又お皿を落としました。私の生まれ年に発表されたデザインの絵、スージー・クーパー作タイガーリリーを手から滑らしたのに3枚揃って並ぶように床に落ち何事もありませんでした!・・・ユリの絵皿が三つ私と母をみあげて並んでる様子は何とも不思議な気がしました。わたしってまだ壊れないって証拠?

「こんなに薄いお皿がなんともなくて、あなたの足はすぐヒビが入るなんてお皿より弱いのね〜」母が呟きます。面目ない。先生も私の骨の脆さは相当不安だったらしくすぐこのブレースを着用するように指示してくださったのですが、やっと取れることになって、やっぱりうれしいです。二つで20万もしたので四谷シモンさんのようなお人形にでもしようかしら?


2009/1/5 月曜日

あっ!蓋をおとしちゃった・・・

Filed under: 日々雑感 タグ: — patra @ 0:26:20

落ちた蓋

冷蔵庫のものを取り出すにも車椅子からだと手が届かなかったりで、キャッチにしっぱいします。最近の便利道具は大昔からあるクズ広いのハサミ。でも重たい陶器などはむずかしいので昨日は牡蠣のコンフィーを出そうとして蓋が床に落ちてしまいました(笑)でも落ち着いてまずブレーキをかけ、脚を足置きだいから外し思い切り下を向いてそのハサミで蓋をひっかけて拾います。針金ハンガーを加工しものも良く使い何でも引っ掛けて奥のものを引き出したり,落ちた布巾なんかも拾います。この二つは常に,車椅子の後ろのポケットに入っています。わたしの第三の手ですね。それとベッドに乗ってから電気のスイッチを切ったりするには棒のさきにフックのついたドレッシング・ステッキみたいな便利棒を使っています。

ドアの側の手摺や必需品

その棒はいつもベッドに置いて、時々脚の上に乗ってしまい動かない重たい チップの頭をコツンと突きます。べんり棒です。カーテンも開けられるし、届かない本もたぐりよせられるし無いと困る必需品。

シンプルな機能が一番使い易いです。60センチくらいの棒の先の両方にこんなフックがついています。ペットボトルも上手に捕まえられる角度が万能なフック。誰がかんがえたのか便利ですが、ものを掴むには何といってもこのゴミやさんのハサミに限ります。年令と共に下に屈むのが億劫になるのでご老人のいらっしゃる一家に一本はお薦めです。

べんり棒こんなフックも


2009/1/4 日曜日

警告!

Filed under: ネコ,感想 — patra @ 1:39:57

わたしの名前はミートボウル

デブって呼ばないで!わたしの名前はミートボウルっていうのよ。

ちなみにこの猫ちゃんは昨日みたアダム・サンドラーとジャック・ニコルソンのコメディ「N・Y・式ハッピーセラピー」で名演技を見せた太っちょ猫ちゃんでした。表情が演技賞ものでした。

しかし昨日のようなステーキを食べてたらpatraも時間の問題でこうなっちゃうわね。

注意を喚起すべくここに写真をのせておこうっと!


2009/1/3 土曜日

入院中最も食べたかったステーキ

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 0:43:26

二百gのサーロイン母の食べるのが早いことサーロインステーキ

ハイネケンと一緒薔薇もほころぶしあわせ色の食卓

骨折すると速攻で血液の状態が悪くなり極度の貧血におちるものです。先生が鉄剤を出してくれながら「栄養をとってください!」と必ずいいます。前回は病院食ばかりでステーキが食べられず骨のつきも悪かったように思います。2度目の去年はすぐに差し入れをしてもらいました。温泉玉子とミモレットとヒレステーキで見事に貧血をリカバーできました。

肉は凄い。

姉は太らないように常にヒレ肉を焼いてきてくれたのですが、夢にみたのはサーロイン!!。

お正月には200gを食べるぞ〜と息巻いたら老母も拍手で大賛成。我が家は肉食主義?でも野菜はたっぷりと取ります。付け合わせはクレソンとビーツのマリネ、人参のグラッセにパプリカをシンプルに塩とオリーブオイルで焼いたもの。ペンネは塩茹で、ポルチーニ茸のドライを戻しニンニクとタマネギとバターで炒めた白ワインソースをステーキにもかけて頂きました。凝った付け合わせの分、気分は上々・・・・料理欲もけっこう堪能できました。

母は流石に半分残し明日の楽しみに・・ですって(笑)

野趣あふれる苺

野趣あふれる苺は葉っぱつきの小粒の栃乙女、コーヒーが無かったのだけが残念でした。

明日3日からヘルパーさんが来てくれます。束の間のぜいたくな休日でした。


2009/1/2 金曜日

お雑煮

Filed under: 家族 — patra @ 2:21:08

お雑煮神社のお下がりの海苔

なにもしない、といってもお雑煮がないとはじまらない。31日までへルパーさんが来て買い物をしてくれたので不便はなかったけど海苔を買い忘れてしまった。ま、いいか・・・と思っていたら母が神社のお下がりが海苔の筈よ!という。例年より箱が小さいので昆布だとおもった白い細長い箱を開けてみたらやはり手巻き用の海苔だった。助かった。でも不景気なのか何時もの大きい海苔じゃないのね〜とシミジミしたら何の事は無い、留守番してくれた母が神社のお布施を暮れはすこし減らしたのだそうな。むふ。

朝は母一人でお雑煮を食べたので部屋から「どうだった?お味は!?」と声をかけたら「濃かったわよ!!の返事にありゃりゃ病院生活の反動で濃い味になっちゃたかしらんと慌ててといっても車椅子で台所まで行き味見すると普通以上に美味しい。このどこが濃いのだろうとムクれながらお餅をオーブントースターで焼きお皿に奇麗に切って盛っ置いた茹でた小松菜や三つ葉、柚子をのせながらアッと気がついた。母は自分のお椀に小松菜を入れずに食べたようだった。何でも面倒だったそうな。作り手としては決められた薬味もきちんと入れて食べてほしいのだが朝早くから母に付き合っていられないのは足上げのリハビリがベッドであるからだが。

午後にパリの息子たちから電話があった時、ブーブーと文句を言うと「いや、ほんとにもう面倒なんだろうよ。それが老人になるってことだろう・・」と静かに言われてしまった。車椅子の横向きの体勢で苦心して作ったつもりでも一緒に食べてあげないのがいけなかったのだろう。

夕食に母リクエストのキャベツどっさりのお好み焼きを一緒に一枚づつ食べた。わたしにはどうと言うこともないのに母は何度も美味しいと笑う。


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