心配しすぎの悪循環
週末がクリーニング屋さんの来る日なので、前日ベッドのシ−ツを冬仕様の羊毛から総取り替えして春色にしました。潜り込む時の清潔な匂いに満足しつつ手足を伸ばして寝込む。
今朝、起きる時、寝床全体から微妙に「死」?の匂いがたちのぼるではありませんか、すわっ終に末期状態なの?と不安になる。にんげん生臭くなると最期・・と頑に思い込む私なのである。
『何言ってるの、とても死にそうな人の顔じゃないわよ!!』と母。しかし動くたびに微かに生臭い自分。しょんぼりしながら朝シャワー室へ・・・。フリースを脱ごうとして笑ってしまった。
つまり肌からでは無く服が匂うのだった。
最近、手許が覚束なくテーブルクロスに落とした昨夜のお惣菜、ノルエ−産の鮭の煮汁がフリースの袖にも僅かに染みついたらしくクロスは取り替えたので一安心したまま忘れて寝たわけです。
ええ、不精にも着たまんま・・。
実は、冬の間、いざという<地震>の時のために、パジャマじゃ寒いし不格好なので万一の供えにとフリースを代わりに常用、毎朝シャワー後に新しいフリースに着替えて、夜、眠る時はそのまんまベッドへ直行・・・が習慣だったのです。もちろん仕事の日は一張羅?にきちんと着替えますけどね、地震フリースが昨日こうして祟ったわけであります。
日がなパジャマは有り得ないのにフリースだと朝着て翌朝まで普段着気分でいられる。ピンク、水色、紫などの派手な元気色を、こま目に着替えるからこれはグッドアイディア!とばかり冬中、皆に威張って吹聴しまくったけど、こんな所に落とし穴があったとは、怖いものですね。原因が解るまでの空白の数秒間に相当、自分にメゲました(笑)
魚を食べるのは好きでも調理の生臭い匂いはとにかく嫌いな私です。
調理中もモチロン時間が経つほど物凄く生臭くなるので魚焼きレンジなど食事をする前に速効で洗ってしまうほど潔癖症なのに・・地震フリースのせいで大事な寝床へ匂いを持ち込んでしまっていたわけです。
せっかくの洗いたてのシーツ、可哀相〜とばかり、せっせとファブリーズを噴射しまくりました。便利ですねカテキン入りファブリーズは手放せません。
ところで地震保険は懸けても無駄・・と阿部譲二さんが書いてらしたけど、家は貸家業なので一応責任で火災に加えて去年から地震保険を追加して懸けていますが果たして東京に地震がきたらホントは意味がないのかもしれませんね。
なまじっかフリースなんか着込んで用意万端心待ちしているようで地震に対応するのも実に考えモノじゃないか?悟った次第。ちなみに地震ポシェットバッグ、重くてとっくにウエストから外し放りぱなしであります。
成るようにしか生きられん。