十文字美信さんの写真集
すぐ手に取れるように身近に置いてあります。
どの写真も何気ない景色、情景、自然を写しているのに胸に響きます。
此の美しさって・・・何だろう?
お茶の時、眠る前に好きなページを開いてはジっと眺めます。
素晴らしい写真集を十文字美信さんは惜しげもなく希望者に分けてくださるという企画でした。
応募者が多く、とても無理だと思ったのに抽選に当たったのです。
この事が今年一番の喜びでした。
なぜ心に沁みるのか?
それは作者の目線の軟らかさ、優しさが・・・しっかりと伝わるからでしょう。
装丁の見事な印刷技術の圧倒される写真集を売らないで希望者にタダでという事は、世知辛い時代によほどの英断です。
それだけに本棚にしまい込まず常に置いておきたい本です。この静かな美しさに触れることが出来、当選した事に感謝しかありません。
素人には絶対に到達できないない感性と技術に圧倒されました。