息子が帰国中です。
西別府君に生けてもらったクラシックマム・・・
昔結婚していた人が亡くなった。
涙もでない・・・
ところが息子には父親だった。何と罪深い母親であることか。
でも別れた理由は、凄いですよ、そんじょそこらの女人には考えもつかないでしょう。
気の弱いアーティストの夫に私(生まれながらの障害者なのに)だけじゃ無く遺伝子の病気を受け着いた子を産んでしまいました。
この侭では気の弱い甘ったれの夫は立ち行かないだろう・・・芸術家は脆いのです。
私はどんな逆境でも大丈夫!、ということで別れました。3人全員が彼と一緒に暮らせば、全員駄目になります。
その判断は正しかった。仕事は成功した彼です。晩年、彼は幸福な家庭も持ちましたから、私の犠牲は無駄にはならなかったのです。息子を育てあげる間も様々な試練がありましたが・・・
私は成人した息子とも今は別れて暮らしています。
パリで嫁と暮らす息子は貧乏だけど幸せに仲良くくらしています。
嫌な女、青目は「どうせ市田さんのお金でしょ!?」
言うに事欠いての暴言でした。
息子は自力でパリでの暮らしを作り上げています。交通事故の微々たる保証金を私が財テクし貯め大学の資金やパリ留学を賄いました。男らしい人間に育ってくれました。
全てを人の幸せのために自己犠牲して来た私は、なんと神に愛され運命の女神に微笑まれ
独居ながら絵にかいたような幸せな晩年の住居に恵まれました。
懸命に今を生きる、常に人の幸せのために、己を譲って生きてきたお蔭なのだと思っています。
誰にも等しく
人生は公平なのですね。
自分に問いかけてみてください。
それぞれの生き方は必ず実るものです。