「たったひとつのたからもの」
明日26日火曜日はドラマたったひとつのたからものを夜9時から放映する日です。
メイキングをみても素晴らしい出来になっていました。
姉から聞いた話ですが、母親役の松田聖子さんに出演交渉をしていたスタッフはお返事を、なかなか貰えなかったそうです。「難しいし役なので安易にはお引き受けできない」と。
当然だと思います。心を通わせるにも相手は本物のダウン症の坊やです。愛を皮膚感覚で見抜く純粋な心の持ち主だから受け止める側にも覚悟がいるはずです。
一方、何故、松田聖子ちゃんが母親役なの?とゆう疑問を持たれる方が多かったと思うのです。が、こうしたダウン症児をテーマにするドラマは地味で視聴率を上げられないのです。せっかく明治安田生命で有名になったお父さんと坊やの写真でダウン症という病気を理解していただくまたとないチャンスです。
より多くの方に見て頂く必要がありますね。「お!」というスタ−性のあるキャスティングが重要になるはずです。美しさ、演技力、年齢、意外性を備えた聖子さんだからこそ、可能な挑戦にスタッフも熱意を持って口説いたと思うのです。彼女を確保できれば「沢山の方に見て頂いて理解してもらう」その目的の半分は達成できるはず・・・。
「とにかく秋雪君役になる6歳の翼君に会わせよう!」すると聖子さんが翼君に逢った瞬間、すべての危惧が消し飛んだのだそうです。抱き合った二人は本物の親子のように仲良しになれたからです。
彼女の気持ちを大きく揺り動かした翼君のパワーが奇蹟を呼びはじめた瞬間です。純粋なだけにダウン症のお子は人を鋭く見抜きます。
本物の涙を流してくれる女優、松田聖子さんを起用したことによってスタッフの努力は見事に叶ったのです。困難な撮影に努力を惜しまなかったスタッフ、ドラマの中に様々な奇蹟が降り注ぐ様子はメーキングを見ても感じます。漏れ聞くところによると今までマスコミに協力し何度も期待を裏切られてきた協会ですが、今度の協力も素晴らしく赤ちゃんを含め3人のお子さんが出演しています。
わが子を叩いたり子育てに自信が無い人の多い世の中において、愛をもって子育てをしてくださっている日本ダウン症協会に所属する家族の努力が実った日です。
<染色体が1本多いだけで、いわゆる障害児者と呼ばれるようになり、その偏見に悩むこともありましたし今後もそれは続くことでしょう。でもこの1本には人を感動させたり素晴らしい出会いをもたらしたりと“感謝すべき1本”でもあるんですよね。つくづく考えさせられました。>
秋雪君を演じた翼君のママの言葉です。
「愛してるよ、と我々母親が言う事で子は、どんどん可愛くなれるのです。両親が兄妹が大事な子、可愛いよ、君が一番!と言い続けましよう」を合い言葉のようにダウン症協会と家族が一団となって育んできた結果です。
ダウン症児にダンスを教えてくれるラブジャンクションの牧野アンナさんほか、 沢山のダウン症児に愛を注いでくださった方々への応援歌でもあります。ぜひ見てあげてください。
セローさんからこのドラマを見て欲しいと薦められました。
「はい」と言いながら僕はどこかで冷めています。
「愛しているよ」と言うようにひとから言われました。
「はい」と言いながら僕はどこか冷めています。
本当に素直に自然になれるには自分が変わらないとダメなんです。
まずはやってみることですね。
そして「おそれないこと」ですね。(笑)
コメント by 変人 — 2004/10/25 月曜日 @ 16:30:44
知らない、と言う罪って在ると思うの。
偏見は無いよ、と言う自分があんがい勇気がなかったり。
恵まれている事に鈍感だったり、そんな事も考えて欲しくて・・・。
翼君の健常者のお兄ちゃんが弟の事を聞かれて「ダウンとは思えない、だいじな
弟」と答えた顔が素晴らしかった。
翼君のお父さんもドラマのモデルのお父さんも、運命を受け入れる心の成長が自然で素晴らしいのね。その事に感動します。>変人さん
コメント by patra — 2004/10/25 月曜日 @ 17:43:06
妹は保育科を出ている関係で、施設の子供たちや障害児と接したことあります。ダウン症の子はとても可愛いと言っていました。
私も何人か接したことありますが、無垢で純粋で可愛いです。
うちのハムスターのりゅうちゃんが体温がかなり下がっています。
左目はもう何日も開きません。
今日か明日か。。。山だと思います。
お腹に入れて暖めてみたけど。。。体温は上がりません。
毎日毎日ばたばたしてて。。。もうちょっとちゃんとりゅうちゃんを見てあげればよかったと。。。悲しい思いでいっぱいです。
ずっと眠っているので。。。眠ったまま、静かにお花畑に行ってくれると思いますが。。。生き物を飼うと、こういうときが、いくつになっても、つらいですね。
コメント by chieko — 2004/10/25 月曜日 @ 20:31:02
あ、りゅうちゃん、具合が悪いの?どうしたんだろう。
家のチップはあれから元気ですが、ちょっと血尿の日があります。
りゅうちゃんのために祈ります。
辛いですね。
せめてココにゃんやタロやチ−コとクロが花畑で待っているのが慰めかもしれない。がんばれりゅうちゃん。
ひとなつっこい天使がダウンちゃん達です。見てあげてね。
コメント by patra — 2004/10/25 月曜日 @ 21:00:24
早い御返事ありがとうございます。
9:33PM、息を引き取っているのが確認されました。
夕方すごく低い体温でした。
仕事から帰ってきてビックリでした。
あんな低い体温で。。。多分。。私が帰るの待っててくれたんだと思います。
手の中で目も開けたし足ものばしたし心臓のどくどくも感じました。
希望通り、眠るようにお花畑へ行きました。
ココにゃんたち、頼むよ!
コメント by chieko — 2004/10/25 月曜日 @ 22:07:26
りゅうちゃん、あんしんして こちらがわへおいで!ここの花畑はね
すんごくきもちがよいところ。みんななかよしで、なんでもわけあうよ。
windyさんにおわかれをいうために きっと、かいしゃからもどるのをまっていたんだね。
がんばったね。りゅうちゃん。
コメント by 花畑のココたち他、なかま — 2004/10/25 月曜日 @ 23:58:11
はじめまして。少し遅めのコメントで失礼致します。
先日は、右も左もわからぬまま突発的に
始めたばかりの私のブログにコメントを下さり
ありがとうございました。
「知らないという罪」という言葉に重みを感じました。
自分も、メイキングの番組を観ました。
陳腐な言い方ですが、メイキングを見ているだけでも
じんときました。翼くんのお母さんの視線や想い・・。
こういうドラマは、まず知ること、多くの人がそれに目を向け
考えるきっかけになるということが
とても大切なことだと思います。
コメント by Samhain — 2004/10/26 火曜日 @ 13:53:08
ことのはのもり
のsamhainさんですね。こちらこそどうぞ宜しく。
山川さんの所へ「はじめて・・・です」とお書きになっていたので
隠居、こんな時こそお役にたつかしらん(笑)と勇んで書き込みました。
私の身内にもミスダウンちゃんが居ます。まず知るチャンスが与えられたことに感謝しました。
それは愛らしさの凝縮のような存在なんです。
そして彼等を育てる事で親達を回りを成長させていく、凄い存在なんです。
世界中、みな同じお顔・・・なのも、意味のある神様のご意志みたいに思えました。
冬のソナタの無償の愛、同感です。
女優さんの
ちょっと小馬鹿にしたような表情、あれが無いと
なぜ優柔不断なのか、とか、散々青年達が引き回されるか、が出ませんよね。
案外、つぼを心得ているのかな〜と。
後でまた遊びにゆきますね。
コメント by patra — 2004/10/26 火曜日 @ 15:18:35
たったひとつのたからもの
「人の幸せは、命の長さではないのです」
この言葉を新聞の出版社の広告で見かけたことがあります。
とても心にぐっとくるコピーでした。
そして、すぐに本屋に行き、立ち読みをしました(笑)
人間、一瞬でも本当に幸せな時があれば
やっていけるのではないでしょうか?
トラックバック by お笑い@サプリッ!〜楽しくなければBLOGじゃないじゃ〜ん!〜 — 2004/10/26 火曜日 @ 22:51:17
見ました。Patraさんに教えてもらってよかった。
ドラマのあいだ中、ずっと感動しっぱなし。。
見れてよかったドラマでした。
今まで多少同情の目でみていたかも知れないことが
全く変わったかも知れないぐらい素敵な世界を見れた感じかな。
聖子ちゃんがまったくいやみなくってすごく透明感ありましたね〜。
コメント by mika — 2004/10/26 火曜日 @ 23:44:23
彼らのダンスのセンスには驚きました♪
どの子も可愛かったですね。
コメント by chieko — 2004/10/27 水曜日 @ 0:10:20
>mikaちゃん、見てくれたのですね、うれしい。
同情は簡単なんですが一歩踏み込む努力をすると
あぁ、存在するだけで回りを幸せにする世界もあるんだ!と思います。
誤解を畏れないで言うと「儚きものは尊い」
聖子ちゃん、良くやってくれていますね、自然体で。ダウンママ達は美人が多いのも事実なんですよ。
>chiekoさん、ダンスのシーンが少ないけれど毎年発表される公演、圧巻だそうです。リズムに対してセンスがいいのを発見してくれた、
アンナ先生の指導も素晴らしいのですが、若くて美人で独身の先生がドラマ的には
誇張されていますね(笑)、先生がダウンちゃん達に注ぐ愛情もドラマになる。
コメント by patra — 2004/10/27 水曜日 @ 0:29:08