白にこだわる
郵便番号の升目の印刷されていない、はじめの目的どうりに、買いたかった無地でA4四つ折り対応の封筒が届いた。先日、サイズは合っていたが升目入りの封筒しか、なかったのが無念で、土曜日、もう一度しつこくも同じ駅の側の丸善へ行っていただく。今度こそ見本を持って、もちろん郵便番号無しの無地!。しっかりと在った。
升目があろうと無かろうと、そんな細かい事を!、と人は思うかもしれないが、宛名を入れない礼状は無地であるべき、とこだわりたい。 仕事はもちろん日常生活に「面倒臭い」と言う言葉が入り込むと、どんどん人間は堕落して行く。生活はもちろん、対人関係のあらゆる事が鈍感になってしまう、しかも怖いことに誰も注意してはくれないから自覚症状がないまま、あっと言う間に蔓延する。それで無くとも、怖い父が居なくなった我が家だ、今度こそ美意識に包まれて?生きて行きたい!のに、新旧老女二人、普段着の何とお洒落度の低くなった事よ。
猛反省しつつ、喪服姿だった陰気な黒いエプロン姿の母に、そろそろ真白い割烹着にしたら?と提案してみたものの、正月以来、白いセ−ターと白いズボン姿の、恐怖のワンパターン!白熊さん状態の自分を笑った。喪が開けたら、思いきり色であそびたいものだが、当分白かな。