三〇センチの鯵
釣りにはまっている若いお友達から鯵が届いた!それだけなら大喜びなんだが,カポックの箱を包んだビニールをほどいた途端にビチャーと、結構な量の水が床に溢れて大慌てで掃除する。何度も拭いてもアルコールで消毒しても匂いが気になってしまって。・・・ついてない。
いかんせん鯵も大きい。こんな大きいと思っていなかったので捌くのに一苦労してしまう。
せっかくの好意だから!と心をたて直し必死で内蔵をとり、ウロコとゼイゴを取りました。三枚にも降ろせない鈍らな出刃しかないのです。指の力も無い鈍らな私です。
冷凍庫は満杯で保存する余地がないので4尾全部焼いてしまいました。焼きたては実に美味しい鯵でしたが1匹で十分。夜はどうしても箸が進まず食べられなかった。
もう一つ、きっと気のせいだと思うのですが,なにしろ蟹の匂いも駄目な私は手を5回も石鹸で洗っても気になって・・・遂にお茶をフライパンで煎って、手をあぶり匂いを取りました。
病気なんですね。潔癖性が度がすぎるくらい・・・生臭いのがなにより苦手です。
そんな人の所に届いた鯵も気の毒ですが・・・あぁ意地悪な神様だ。
☆ ☆ ☆
せっかく送っていただいたので大事にしなくては!と多めだった鯵の保存法を考える。
冷めても美味しい事を発見!!。これは嬉しい。
翌日残の2尾を丁寧に身をほぐし、小分けしてラップし、更にジップロックに入れて冷凍しました。
お茶漬けや、胡瓜揉み、オクラ納豆と混ぜると、とても良いストックになることでしょう。