治山治水
お前たちは私の元で暮らすには覚悟がいるよ!と頭なでてから元気でいてくれるなら、それだけでありがたいのよ。病気になっても、私じゃ”スワ!ソレ!”と病院へ連れていけないからね、ヨシヨシと話しかける。
秋には新しいマンションに引っ越すので猫達が慣れるのか?も心配になります。
安岡正篤先生の言葉から日々の覚悟を学んでいます。新しい環境は人間にも冒険ですから。
【運命と宿命】
宿命に任せたらそれこそ惨膽(さんたん)たるものである。
ところが、それに手を加えると、
まったく別な運命を打開することができる。それは、放っておけばどんな被害を生ずるかもしれない水を、
うまく治山(ちさん)治水(ちすい)をやりさえすれば、
逆にどんなに作物を潤(うるお)し、
あるいは観光の人々の目を慰(なぐさ)め、
いろいろの利益のあるものにすることができるものか、
それと同じである。安岡正篤
困ると必死になって考える、逆境になると謙虚になる、工夫に工夫を重ねる
日々暮らしゆく中にこそあらゆる「美」の源がひそんでいるから。
だから日常こそは丁寧に大切に取り扱うべきなんだな・・・と秋の新しい出発に想いを馳せます。
雲水の修行のように一糸乱れることのない境地で晩年に赴きたいものだな〜。
猫たちから野生を奪った我々人間はいつも謙虚に彼等にさえ問いかけなくてはいけない
と思う。
「しあわせですか?私と暮らして・・・私はしあわせ、ありがとう」と。