ポルトガルからリスボン、パリへ
帰っちゃった・・・
というタイトルで青目からメールが届いた。おぉ、長い間息子夫婦を遊ばせてくれてありがとう♪メールの内容が、ほんとの親子の別れよりも身につまされて、危うく錯覚するとこだった。こっちはほぼ10年の間パリ=東京=パリを繰り返す彼等に神経が麻痺してくれたお陰で、やっと何とも無くなったけど・・・メールは
坊ちゃま、嬢ちゃま・・・午後三時、リスボンにお発ち・・・はぁ・・・
そのあと、三十分近く、彼らの部屋と自分の家を行ったり来たり、
なーんも手につかない・・・寂しいねぇ・・・
パトラは毎年、こういう気持ちを味わっているのだねぇ・・・。
今頃、途中で一休みしているころかもしれない・・・。
おにぎり持たせた・・・茹で卵持たせた・・・びわ、持たせた、
水、持たせた・・・指先確認の癖が抜けぬ・・・。
彼らが発ってから、一心不乱で絵を描きました・・・。
それにしても、いい子たちねぇ・・・。
楽しかった、ありがとう。
青目
子の居ない青目夫妻に子供扱いされてる息子達は大の大人なんだけど、青目が息子に逢った頃は3才〜5才、それから突然パリで再開したのが40男になってた訳だ。傑作な再会なんだな、これが(笑) まさか禿げていないでしょうね!だった。青目の表現では息子は産み忘れた子供!だそうですよ・・・。
そしてお別れの日がやってきた。猫まで噂話をするくらいポルトガルに溶け込んだ10日間が終りました。二人の心に消えない画像をいっぱい写し込んだことでしょう。
青目は6月頃又日本で絵と写真の展覧会をする予定です。その準備の忙しい最中に息子達の面倒を見て呉れた訳だから実の親よりも相当に有り難い愛ってことです。
おつかれさまでした。