里芋をシンプルに
お出かけのフミちゃんの代わりに息子を預かる。6時の夕食には早過ぎる息子に老母が合わせて少し遅め。
いよいよ日本滞在も、のこり時間が僅かになったので離れたくないようです。嬉しそうにしています。
今日は里芋をシンプルに蒸かして塩つけて、これ大受けでした。
素材だけの持ち味を味わうのが好き。この所前より少ない量でお腹が一杯になってしまう母。牛ロースもご飯も残して「我ながら情けない、こんな美味しいお肉が食べられないなんて・・・」
息子が「お婆ちゃん,何が好きなの?」に答えて「筋子!!海苔」と今凝ってる食べ物をあげると
「塩がキツいものがすきなんだね〜癌にわるいよ」とすかさず窘めてました。
心臓にも胃にも塩分は悪いのに、濃い味好きな母。孫の言葉には素直なのもご愛嬌です。皆が部屋に引き上げた後、山田監督の「母べい」を観る。最後のナレーションで号泣。
母親が老いるって、まさにコレだ。同じ時代を味わっているので切ない映画だった。