日がな裁縫・・・
金曜は看護師さんがお休みなので寝坊、イチローや日本チームの活躍を見忘れました。見てないときの方が成績が良いし・・・
ヘルパーさんに私の身長から基本体重を割り出してもらったら、あら嬉しい全然余裕です。
新調できないなんてつくづく貧乏だわ!と愚痴りながら春用の洋服を探してみました。着膨れていると太ってみえるので薄着にしなくちゃね。入院中チェストを二つ捨ててもらったので中身がどこにあるか自分ではサッパリ解らなくなってましたから。
記憶を頼りに2階の納戸から降ろしてもらった中に古いイッセイ三宅の麻のスカートが ありました。色も長さもロングで好きなスカートですが残念、いかんせんウエストが細すぎ。
そうだ、ゴムを入れましょう!と閃きキッチリと縫ってあるウエスト部分を丁寧にほどき別布で裏打ちしゴムを入れて再生してみました。午後から夜までかかってチクチクと手縫い。
最近良くスカートをはくのは車椅子だと何かと脱ぎ着に便利だからですが、温度によってスパッツや靴下を何枚も重ねたりする 時、いちいち脱がなくてもすむギャザースカートはとても便利。入院中もリハビリに邪魔になる長いパジャマのズボンの裾を切って七分丈にし、切った先っぽでポシェットを作ったりしてました。お裁縫してる時はきもちが落ち着いて好き、女のじかん堪能なのです。
ジッパーの部分にウエストにゴムを通すため裏打ちした小花の布でポケットを作りました。
歳とるとどこかしらにポッケが必要になるのよ、ティッシュやのど飴なんか入れたまま洗濯しなければ便利な老人御用達 ポッケを今のうちから用意周到な自分にぐふっと笑う。
「ここにポケットがあれば・・・」母の口癖から学んだ老人学が活きて来る日も近いでしょう。