谷選手の清々しさは
青い柔道着姿は4年前の金メダルの時、北京では母としての銅だった。立派だと思う。選抜決勝で21歳の福見友子に敗れ負けたのに代表選手に選ばれた時は、何となく釈然とせずにいた。競争相手の選手の盛り上がる肩の筋肉を見たとき「これは今回は無理だろう・・」そうも思った。いつもに似合わず切れのない試合運びだったのはフェアでない選抜が彼女にプレッシャーになっていたのでは?とまで・・・ところが3位争いでは見事に勝ってくれた。母でも金には及ばなかったが銅だって立派だ。さらに番組に寄せられたご主人谷佳知さんのメッセージが実に素晴らしいのにビックリ。「子育てしながら4年間の彼女の努力を側で見て来ている自分には銅が金に思えました!これからも応援してゆきたい」中々言えないことばです。そして亮子さんも、今後を訊かれ「自分ひとりでは決められないことだから・・」と支えてくれる家族を思いやり、続く後輩に頑張って欲しいと結んだ。勝ち負けだけではない絆としての人間ドラマを何時も我々にみせてくれる谷夫妻、この銅がまた金になる日もくるのでは?筋肉は鍛えれば鍛える程強くなるそうですが精神力も困難があるほど鍛えられるというじゃないですか!母でも金の言葉は亮子さんに最も似合っていました。柔らかな良い笑顔です。金ではなくともこんな表情をもたらしてくれる銅は金に勝る、ですね。
良いお話ありがとう。
感動しました。(^^)
コメント by sakura — 2008/8/11 月曜日 @ 0:57:02
金が絶対に欲しい日本の柔道連盟の決断、谷選手を選んで成功でしたね。渦中で苦労された亮子さん。
でも銅が取れ、産後の体力が復活するには並々ならぬ努力と時間が必要だったと我々も知り得て、夫婦愛が齎した3位だと思います。尊いです。
コメント by patra — 2008/8/11 月曜日 @ 1:43:15