勘弁してよ!
世間で仲の良い親子を聴くとともかく深いため息がでます。家はいかに喧嘩にならないか,充分に注意していなくてはならないくらい気が合わない母と私です。昨日、ちょいとチェックし忘れたら2階のドア,鍵がかかっていませんでした。外階段を使い訪問看護士さんが直接母の部屋に入れるように2階を開けるのですが、うっかり母が夕食時、降りてくる前に締め忘れたのでしょう。さっき気がついて内線すると「そんなはずは無い,締めた」と言い切ります、締めてないってば。
もう充分オトシなので忘れて当たり前、私こそチェックし忘れた自分が悪いのですからこんな事も仕事に追加しておかないと・・・普通の家庭ではこれで納まる些細なことが大げんか一歩手前になるのは多分,
母がご自分では一度も老人と暮らしたことが無いせいで、老人体験初だからでしょう、老いから何も学んでいない。
先日も90才になってからはアンタに何一つ面倒かけてないもんね!(真意はヘルパーさんが看てくれてます!らしい)と減らず口をきいたばかり、あっそ!それは御目出度う・・・とこちらが受け流す場合は何事もありません。しかし強情に主義主張を言い募られると相当に頭にきます。
ところで母の頭に来た私の言葉は「看護士さんも言っていたけど,お母さんは百までいきますよ、だって〜」に猛烈反応してきました。彼女の解釈は「みんな、そんな風に思ってるのね!!長生きで悪かったわね」だそうな。?。お元気ですね、のかわりの言葉なのに、扱い難い老人にジワジワとなりつつあります。私は父の母、つまり祖母とは一緒には暮らさなかったけれど夏の2ヶ月はいつも一緒。腰巻きの洗濯から新聞を読んであげる・・・まで何から何まで中学生から体験してきました。正しい老人のありかた!は、その祖母じゃなく嫁ぎ先のヒイお婆ちゃんがお手本、静にニコニコに限るみたい。元気をはきちがえると憎たらしいったら・・・この無駄に元気老人現象,私も注意しないとな。