土用の丑の日前
「明日はきっと鰻屋さんが混むとおもうのよ、だから鰻、今日、とってくれない?」夕方母にねだられました。この間のカロリ–計算表でうな重のタレ・・・(味醂が特に)随分と高いカロリーだったので私は白焼きにしました。本ワサビが付いてきてピリっと甘くお醤油で頂く味は絶品でした。「あぁ美味しい」を連発しながら、でも半分だけ残す母に年齢が忍び寄る気配を否めない。「朝のたのしみ・・」といいつつラップして冷蔵庫へ
この記事をアップしようと思った時に(夜中の00:26・48秒)家が揺れました。また地震です。何がおきるか解らない此の頃です。前倒しのうな重でしたが食べさせてあげてよかった・・・母の関東大震災の記憶はお昼のおかず・・・卵焼きかなにか大事に最後に食べようと残しておいた時に大揺れ、結局焼け出され食べられなかったので、その後の人生では大好きなものは一番初めに食べる事に決めたのだそうな、4才くらいだったのかな。焼け出され清澄庭園に逃げた母達家族、池の中で火の手を避けたそうです。握っていた父親の手が人に押されて,離れ、もうダメ!沈むと思った瞬間、肩に担いでいた柳行李を投げ捨てた絣袴姿の書生さんが母を肩車してくれ,助かったそうです。何度も聴かされた大震災の話を思い出した丑の日でした。岩手県沿岸北部の被災地の皆さんが無事でありますように。
岩手県の着物査定のカリキュラムが教える取る。やめるを整理しますね。
コメント by 岩手県の着物査定|秘密を紹介 — 2017/4/14 金曜日 @ 17:09:24