2008/7/23 水曜日

研修という名目で社会復帰?

Filed under: 日々雑感,時代, — patra @ 19:45:51

薔薇と八重トルコ桔梗二つの花かご姫リンゴ感動した2時間弱、お昼からケアマネジャーさんの肝いりで,訪問看護師7人の皆さんが暑い中、飲料水を持参で我が家にお集りくださいました。今日で退院から丸1年と1日,記念すべき私のイベントを「研修ということで若い看護師さん達に,障害のプロとしての市田さんの意見を色々と話してください」との事でした。私が自らのハンディキャップにも拘らず無事1年を過ごすことが出来たのは福祉士の堀越さんのご紹介でミオパチーという病気に向かい合ってくださるケア,マネジャーさん.工藤さんと看護師の會本さんと出会えたからに他なりません。お礼に何かしたくても何時も頑に固辞されてしまう清廉の方々、ならば障害の目線から何か拾えるヒントでもお話できるならば・・・と実行しました。あちこち飛ぶ私の話、どれだけお役に立てたかは存じませんが,少なからず視野の狭く成った私への皆さんの思い遣りでしょうか?笑いながら熱心に聴いてくださって有り難かったです。

訪問介護のフィールドは全く新しい分野、来てくださった皆さん、それは熱心で,調子に乗ってお話している間、ア、、と思った事は,私の日常生活のマンネリを少しでも打破すべく、あるいは勇気づける意味で企画してくださった.本当は介護に携わる皆様の私への心からの思い遣りなのではなかろうか!?と言う事でした。嬉しかった。「講演料です」と私と母に見事な薔薇のアレンジを置いていってくださった。私の方こそ1年のお礼を伝えたかったのに・・・まるで反対ではありませんか。私の復帰に向けての粒さを見つつ励ましてくださったケアマネジャーさん達の奥深い人間観察に改めて舌を巻き.敬意を表さづにはおられません。

脱線だらけの私事のような話を「講話」に高めるための努力、しっかりしてゆきたいと憶いました。慈愛、という愛情があるとすれば私の担当の皆さんの心にこそ有り、勇気を与えてくださる方々でした。今後も介護する側される側の意識、一緒に高めていきたいとおもいました。母にまで可愛い姫リンゴの花駕篭、泣けました。

「わん。かわいい、このリンゴ,食べられるのかしらん?」と老母。

ヤダ,君って・・・もう。


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