無事，出発・・・
夏らしい色のお花、これはMさんのおみたて，涼しそうでうれしい。
ショートステイにお昼過ぎから出かける母は待て！が出来ないので大急ぎでお昼の肉料理、これはドミグラスソースを使わず作る夏向きの一皿・・・タマネギが新しい今，甘味があって最高に美味しい時期です。輪切りにして少しのオリーブ油で炒め、塩胡椒した牛ロース２００g、皮剥いたトマト八つ切り２個分、ニンニク芽少しを３センチ、火が入ってしんなりしたらナツメグ、コリアンダー，醤油少々で仕上げます。似たようなのを杉本彩さんもTVで紹介してましたね。
付け合わせのご飯は冷やご飯を塩と味の素，黒胡椒でサっと炒めて添える程度，タマネギをたっぷり食べます。簡単でも味が良いのはトマトもタマネギも夏の今が旬だから・・・夏バテしません。
ショートステイ先ではお肉が出ないと思うので母のリクエストですが母は待ちきれずスパゲッティの出来合いも食べたので「待っててこっちを沢山食べればよかった〜」などと、でも元気にヘルパーさんに連れられて出かけました。
出かける間際までマイペースの人、用意してあげた洋服，全部替えてありました。いわく「だって、きちんとしてる服は脱ぎ着が面倒だし、わたしがキチンとしてない人間なんだからスッポリ被るこんなのがいいのよ・・」とお気に入りの緑色のサックワンピース、まぁ一理あるか。
静かになってから、
TVでジャズ歌手の綾戸智恵さんがお母さんを見る為にこの夏のコンサート後、休業する話を徹子の部屋を見ながら、親孝行なのに感心する。お母さんのお顔をマッサージしてあげるのをリハビリに加えていたなんて、もっとも私が４０代で初めに母の病気の世話をしていた頃は何でもひじょうに良く気がつく娘だった、若かったし・・・・何かしてあげたい気持ちが満載だった。最近は母がどんどん元気になると、ちょっと不機嫌になったりする自分がなさけない。こんな時の息抜きが今度のショートステイです。
出かける間際までビタミンCがどうのこうの・・と思い込んだら百年目の老人の我がままを「じゃー今買ってきてあげるから、まだ座って待ってて♪」と言い残し自転車を飛ばしてくださるヘルパーさんのMさん。これは私の主観ですが、この介護制度で他人が家に入ってくれることで老人の安心感が随分違います。家族だけだとつい厳しく我慢させることが多くなりがちの所を常に笑顔で対応してくださる姿をみると、もう感動してしまいます。介護保険の値上がりのお知らせもきてましたが、ベッドシーツ一枚、交換するにも大騒ぎな私には有り難い制度です。
