あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった
ちょっと仕事が捗らなかった。それはこのドラマ を見たからだが、どこで泣いたかは世代によって違うのだろうが,私は集団脱走する夜,日本兵の捕虜が突撃ラッパを吹いた瞬間,涙が溢れた。愚かとだけは言えない時代の教育に胸がつまったのです。それと最後に出ていらした淡島千景さんのほぼ実年齢のお姿にも時代が色濃くただよっていて,演技を越えてリアルだったからです。淡島千景さんの世代は沢山の兵隊さんを死なせ、婚期を逸したり若くして未亡人になった年令だから。このドラマは実話らしいが「ラーゲリからの手紙」に並ぶ戦争ドラマですね。若い人が多く見てくれているといいな〜と思いながら暗い中,窓の木々の揺れる音をセンチメンタルにかんじながら掃除。(明日は整形の先生が見える日なので・・・)こんなに呑気な日本人で果たして良いのだろうかと後ろめたい気がします。戦争で死んで行った人々,家族にまだ終っていないドラマが数多くあるのですね。