2006/5/7 日曜日

ターゲット

Filed under: 時事,時代 — patra @ 3:17:25

数学者の藤原正彦さん、遺伝子の働きが良いせいでしょうか、実に文章がお上手です。

昨日、息子達は総勢15名ほどで会食したらしいのですが、話題は藤原正彦さんの本にも触れたそうだ・・・。

何でも日本人だけが騙してはいけない・・と教える民族なんだそうだ。他の国は全て騙されてはいけない!そう教えるらしい・・・「国家の品格」かな?まだ読んでいないのでぜひ読むつもりですが昨日も感じた事と通じる。

「華氏911のエンディングにブッシュが’テキサスにはこうゆう話がある・・・騙されたら恥じろ!・・・我々は2度と騙されない!’

画面から丸い眼をして得意そうに呼び掛けるブッシュに被せるようにマイケル・ムーア監督のナレーションが畳み掛けた・・・So am i!!(私も騙されない!)

この素晴らしい反戦映画があったのにも拘わらずブッシュは再選され日本の自衛隊までイラク駐屯へと巻き込まれてきています。

自分達の国内で戦争がおきるのはご免だが、それ以外ならば内需が活性化するから、と保守的アメリカ人が大半を占める結果での再選です。「華氏911」では徴兵を推進すべく海兵隊員は失業率の最も厳しい貧困地域へと二人ひと組で勧誘に行く様子を映しています。夢も希望も見出せない無知な若者をターゲットにするために・・。イラク捕虜に屈辱を与えた米兵たちは教育も不十分な俄兵士だったのだ、とこの勧誘場面からも想像がつきました。

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお母さん、早起江さんと面会してくれたアメリカ大統領のニュースは人間的で嬉しい事だったが、果たしてブッシュの眼の奥の思惑は、グアムに移動する沖縄駐屯部隊の膨大な費用を、日本国民一人の負担額から目くらましにする魂胆も含んではいないか?

あらゆる事に疑り深くなってしまうのは「華氏911」の或、恐ろしい側面を観たせいだが、日本人も騙すのはいけない、と学ぶのは良いとしても、騙すより騙されるほうが良いヒトかも・・・、なんて甘ったれた錯覚をしている場合じゃないと思うが?
騙しても騙されても絶対に、いけない。

国と国の政治とはこの騙しあいが全てなんだから、実に実に質が悪い。

竹島、北方領土、あと百年もしたら日本国民の誰も自国の領土とは考えもしなくなるのでは?と心配する程危機感が希薄。ヒトの良いのも時と場合では罪創りにもなる。
騙されやすい国民としてターゲットだけはなりたくない。

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