親という木
持つべきものは友達なり・・・と私が言うと友達は自分の事だ、と確信するくらいの精鋭少人数のひとりから嬉しい電話、来年草々逢う約束。このところ何かに熱中していないと気が沈む日々なので仕事ばかりに精をだしていた。今日から放射線の父、昨日は一昨々日の元気はどこへ、胸の痛みで一睡もできなかったそうです。すると母まで機嫌が悪く用意した食事をとりません。好きにさせるしかないと放っておいたら姉から電話で病院へ呼び出されて一緒にお茶したそうです。毎日を一つ屋根で暮らす私には無い気くばりだった。そういえば...ついこの間いただいたメールを思い出した。
『妻であり老人でもあるお母様の心とお体のフォローも含め
Patra様、たいへんな事と察します。』
責任ばかり感じても、もしかして、全然優しくしてない自分なのかもしれない、と激しく反省。強い人だから、ついつい忘れてしまいがちだけど、折れる時には、案外脆いものが「木」だったと忘れていた。