トルコ桔梗を・・・


考えてみたらあんなにお花好きな瑶子さんや姉が、お花の保たない真夏になくなるなんて・・・
我が家の花すきな猫がトルコ桔梗の匂いを嗅ぎ付けて側にやってきました。
6日は森瑶子の命日、もう20年も経ってしまったのだ。
,去年の7日の七夕は野村真一の訃報が届いた日、続いて私の姉も2年7ヶ月の闘病の末に8日の夜中の3時に亡く成っています。続いて秋には引っ越したばかりの新居で、大喜びしたのも束の間、わずか20日暮らしただけで母が亡く成った。
何とも大変な2010年だった。でも青空が広がる窓を眺めていたら、向こう側の空の上に全員ニコニコと笑ってこちらを見ているような錯覚に思わず手を振ってしまった。
なんだか大勢いた。いつの間にか沢山の友達が亡く成った。
私の青空・・・そうか!みんな一緒に其処に居るのか!。賑やかだった。
ホンダから車検のしらせがあったのに車の鍵を息子から預かった記憶が無い・・・大事なものを入れる手提げにも無い、困ってしまう。
ちょうど家具の配置を替えていたところにDMを読んだ息子から電話があった。
パリへ戻る朝、記念写真など写したので私へ鍵を託すのを忘れたのだと思う。
引っ越し騒動は息子夫婦にも相当なプレッシャーを与えていたのだろう,彼等はその前後を全く記憶していないらしい・・・
イライラしてしまった。例に依って電話の向こう側で息子は慌てるでも無し淡々と受け答える余裕なのです。
兎に角スペアーキーを送って貰わないと,急いでね!と粗い声音になってしまう。
せっかちな私にのんびりな息子、補い合う昔は良くバランスが取れている家族だ!とおもっていたが引っ越し以来いささかチグハグ・・・口に出してはいけない小言をつい言ってしまう。
「だらしがないんだから」
・・・・電話は切れた。ん?また失敗?
「分らない部分が私も息子にありますよ」とヘルパーさんが慰める。
そんな折りに読んだブログの中に大事な事が書かれている。
「しかし、君は人を育てられない人だね〜」と常日頃、息子が良く言う意味が内田樹先生の言葉で語られると自分の駄目さがハっとするほど理解できたのだ。
人に理解させる為に選び差し出す言葉の大切さ、人は決して貶されたり脅されては「知力は育たない」って基本なのに直ぐ忘れて感情的に成ってしまうのだ。
こんな事ではいかんな。
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お一人サマの冷やし中華は、やっぱり奇麗にお皿に盛りつけてこそ食欲が出るのかも(笑)
具と麺を別に好みに合わせ各自・・・とマヤさん流儀を張り切っていたのに習い性は恐ろしい、お皿に自然に盛っていた。が、麺に貝割れをまぶした,ヘルシー盛りつけです。
甘い付属のタレが嫌で、柚子醤油に胡麻油と辛し!!凄い爽やか・・・・
具は王道、胡瓜、貝割れ、インゲン、トマトに鶏の酒蒸し、ピータンです。
食べることは生きること・・・
こんなのじゃ,お役に立たないな〜(反省)
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大テーブルの下、一番涼しい風が抜けて行く所に我がチップが寝ています。暗い目です。
今日はちょっと悲しいニュースを知り呆然としました。
文化学院の先輩でお仕事でも良くお世話になったテーブルコーディネーターのクニエダ・ヤスエさんが3月20日に心不全で急逝されていた!とマロニエニュースの掲示板で知ったのです。
むかし息子が交通事故に遭遇した時も、誰よりも先きにお声をかけて慰めてくださった優しく美しい方です。
帽子デザイナーだった頃よりお世話になっていました。
クニエダさんはカメラマンのご主人や、息子さんを続けて亡くされています。晩年の一人暮らしに
お手紙出そう、出そうと思いながら2度の骨折騒ぎでうやむやになっていましたのが悔やまれます。去年までは非常にお元気だったという事がせめてもの慰めです。こころからご冥福をお祈りします。
享年79才。後10年・・・。1日も無駄はできない、さらに教訓をいただいた日です。 続きを読む…
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