2012/3/23 金曜日

写真だけの食べ記録

Filed under: 料理 タグ: — patra @ 2:05:02

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DSCN4784DSCN4783DSCN4779DSCN4775DSCN4768DSCN4757DSCN4741DSCN4735食べ記録。(笑)野菜スープからクスクスやカレー,湯豆腐に・・・獅子唐と黒豚。セントルイスの友人から電話があった。アメリカ人の友達が「え〜〜こんなに作るの?」と驚いたそうですが野菜がほとんどですからね・・・しかし、こうして見ると良く作ってます。
だから痩せないのだ、と分っている。言い訳、入院中、体力のある人はやっぱり多少太めだった。
私の場合、外に食べに行けないので作るしかない。昨日の茹でた鶏の残のスープに玉子を落として・・・献立は1週間分一応野菜スープから始まって無駄のないようには考えてあります。

しかし今月はクララの往診代で見事に赤字です。
猫ちゃんの保険もあるそうですが、どうやらクララは老齢なので保険にははいれないらしい。
らしいというのは未だ調べていないからですが・・・やる事が多すぎるのが悩み。


2012/3/19 月曜日

悪い男・・・と高木敏光

Filed under: 友人 — patra @ 18:52:22

DSCN4762読んだのはこの真っ赤な不気味な本です。「クリムゾン・ルーム」普通ならまず隠居が手に取ることもない若者の本でしょう。爆発的ヒットの脱出ゲームと連動した同じ作者が書いた本です。

フィクション、ノンフィクションの境が無い不思議な導入が先ず興味を引く上手な設定で小説としての骨格は、相当にきちんと押さえてあるので、「素人にしては上手過ぎ・・・器用すぎて何か変!と妙な感心の仕方をしたのも、一昨日現れた高木さん本人が著者でしかも実名で彼自身の仕事のバックグランドが舞台なのであるからゾワゾワした奇妙な印象が強烈なのでした。

後で調べたら何と高木さんは小説家志望で早稲田を出たそうです。成る程、基礎が見事に出来ているわけだ。

高木さんの事は殆ど知らないので、家にあった私の秘蔵のウイスキーGlenFiddchの15年物を,自慢げに出したら、それが私の知らないうちに封が開けられ、底に3分の1しかないのを知って、相当に憤慨してらしたのも小説を読んでいて腑に落ちた。

本物の作家と知っていたら招かなかったぞ、迂闊なり。
やたら質問するのでおかしいと思ったが・・鋭い物書きの観察眼に耐えうる体力が最早無い(笑)

ボトルの肩が汚れていたのだ。

私の秘蔵のウイスキ-GlenFiddichのボトルがベタついて汚れていたのだが,私だってこれは赦せない。これは昔の家のバーで私以外の誰かがチビチビと試飲しては丸い箱の蓋を閉め、何事もないようにソっと置いておいたのを知らない私が「自分で開けてね」と封切りだと思って飲んべいの高木さんに出してしまったわけだ。

犯人はあの頃の例の執事に違いない・・・憶測。

ボトルの肩が汚れているような,酒を出す・・・そんなシーンを嫌悪する描写が丹念に綴られ構成されたミステリーを私は「げ」っとか言いながら、でも最後迄よんでしまったのは彼の優れた力量だとおもう。

ただ読み終わって,最後が傑作に成るべきを、微妙なところで、良い人にして投げ出している。あんな終わりは無いだろう・・・
人物描写で一番描けていたのはバクチ好きの解体屋のオヤジと賭博場のヤクザ、ここのチンピラ迄、良く書けていて寂しく笑った。日本には、ここら辺のお手本がウジャウジャと居るのだな・・・

目の前に居た高木さんを思い出し痛々しい感想を抱いたのは事実です。この本を書く事で「K」という高木さんの分身を使って自分自身を殺したかったのだったら、見事にゲームは完結してます。エンディングにもう一ひねりあれば映画になる。韓国のキム.ギドク監督の「悪い男」くらいに仕上げるべきだ。

次回も書くしかないだろう。書きなさい。


2012/3/17 土曜日

プロセスをワザと見せるということ

Filed under: 人物,猪子寿之さん — patra @ 14:13:14

ほぼ3ヶ月前の印象で恐縮だけど紅白の嵐の演出から猪子寿之さんが面白い発見をしている。「何?これ!」というような印象だったが、当の彼等はプロセスを見せちゃう・・・とう所に意味を見つけていた。
「「要は、プロセスの一部を見せると完成品が良く見えたりする。それって、情報産業をはじめとした知識産業だけでなく、特許やノウハウとしてプロセスを隠してきた製造業であってもプロセスの一部を公開することが収益につながると思うんだよね」

この事が興味を持たせたり販売に繋がる、簡単に言うと本編より下手するとメイキングって面白いから、これからのインフォメーションのやり方は随分変わってくるとおもう。
やぱり猪子君は考えが鋭い。私も敢えて個展前の合田さんの絵をチラ見させる目的は、実は合田さんを知らない世代に興味を持たせるという・・・同じ考えだったのでヒントを頂いた気分でうれしい。

2012-3-4-15
それと欲しい絵を事前に入札できる方法は無いかな?と考えているのですが…欲しかった絵が他人に早い者勝ちで渡ってしまった無念を思うと、一番高く付けてくれた人にという入札スタイルは可能なのか?そんな事も考えるこの頃です。
予告
合田佐和子個展 5月10日から〜鎌倉十文字美信ギャラリーBにて
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花シャワー

Filed under: 友人 タグ: — patra @ 1:31:03

DSCN4709日にちはちがうけど同じ魚座の優ちゃんと誕生日を祝おう!とヤクソクしていたので、優ちゃんのご主人、のりさん、のりさんの師、高木さん(ご近所)をお招きする。優ちゃんとは10年ぶりの再会です。3人はむしろ息子の友達なので隠居いつもの緊張がまったくなく楽しい予感。DSCN4716高木さんが薔薇、「赤い薔薇、お嫌いですか?」といいつつお持ち下さる。花言葉は…多分ご存じないのか(笑)でも見事な真紅。「もちろん大好きです」とお答えする。
スカイツリーが本当に目の前なのを見て「うわ!これは写真ではつたわらないね」と絶景に大喜び。
一方私へ「写真で観るより太ってますね」にもう立ち直れないくらいショック。やっぱり!?あれだけ食べる日々だからな〜

其処へのりさんを助けながら優ちゃん登場、もう一瞬にして笑いの渦、素晴らしいミモザの花と赤いシベリアDSCN4721家中花が溢れました。色々手伝ってもらいながら明るいうちのシャンパンです。人がみえた時しか開けられないので楽しみなシャンパンです。モエ。DSCN4703
おからとシャンパンは内田百間先生のご馳走帳より、文学好きの優ちゃんに・・・何時ものヒジキ,パクチーと胡瓜、ロースト・ビーフをワサビで、これ絶賛されました。そこへお寿司やさんのオードブルが届きます。何時もながら美味しそうな盛りだくさん。
英多朗寿司からサプライズのお花まで持ってきてくださる。赤いチューリップ!DSCN4724部屋中お花でうまります。しあわせ・・・と順調だった宴会が私のミスで大騒ぎになりました。
トイレに乗り移ろうとして車椅子から落ちました。怪我もなかったので、3人が懸命に重い私を車椅子に戻してくれて、亊無きを得る。
飲酒運転が危ないのは車に限らず車椅子もですね。右側のブレーキをかけ忘れた為に、力を込めて椅子から移動しようと思った瞬間、動いて距離ができ私は床におちたのです。
用心しててもこの有様、常日頃息子が「もう飲まないほうがいいよ」という意味が分かった感じ・・・感受性の強い高木さんが一番心配し「もし一人だったらどうするの?僕が一番近いから呼んでね」と携帯に電話番号を入力してくれます。
こんな事もあるからと、万一のシュミレーションを練習してあります。車椅子を押しお尻でホフク?前進、ベッドまで行く、ベッドを一番低くしてよじ登り、それから車椅子の高さまで上げて椅子に移動する。
でもこれは停電だったら緊急呼び出しでも通じないわけで・・・
しかし予測の付かない事っておきるものだ。
「パンツはどうなってるのですか?」とドアの外で優ちゃんに心配されたけれど、着ているスカートは足首までのロングだし、第一まだトイレをする前ですから・・・
眼鏡を拾ってかけさせてくれて「男性呼びます」という気配りの優ちゃんが居てくれて良かったです。
「享さんが心配するわけだ」と言われてしまう。面目ない。で、盛り下がるか?というと皆でたのしく更に笑った夜でした。DSCN4706

万一でも生脚が見苦しいことのないように常に膝までのスパッツでガードして,長いマキシドレスでいますが、真剣に生きていても未だ未だ更なる用心が、必要なのが一人暮らしの障害者なのだ。
でも皆さんの胸にショックをあたえてのは事実です。申し訳ないけれど仕方無い。
ひとり静に考えた夜です。目をやると部屋のアチコチからお花のシャワーがうつくしく慰めてくれていたので直ぐに元気。翌日も一日クララや獣医さん、看護師さんと何かと忙しかった。


2012/3/14 水曜日

塩麹ブーム

Filed under: 時代 — patra @ 14:26:38

情報に疎い隠居でもこのブームは耳に入る。さてこの年令になると新しいことに手を出すのは億劫なものなのだが、麹はお肌にも良いので早速ネットで予習復習。まだ一度もお試ししていない3対1とか使う素材の1割とかビクツキながら学んでいます。


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