まごころ
フミちゃんが九州のお祖母さんの所へ早朝7時に出かけたので息子が留守番。
「たった3日なのに身の回りに不便がないように!って気くばりが凄いよ、俺が余ほど自立してないと思われてるのかな?」と息子が笑った。
確かに言える。
結婚するまでは・・・揚げ膳据え膳、おばあちゃんと二人で甘やかしたからなぁー。パンツと靴下だけは自分で洗うよう躾だけはしたけど、果たして今は?苦労をかけますね。
フミちゃんは見ていて気持ちが良いくらい日常の世話が自然体なのだ。無理をしてる感じがない。ことばより先きに目線で分かり合う二人、私には無い寡黙、見習うべき点だな。
フミちゃんの留守におばあちゃんが俄然張り切って息子に素麺を振る舞った。鰻の白焼きと手製のつけ汁だ。
一口食べて
「これって味がなく無い?」に大笑い、薄味老人用なのか削り節で出汁を取っても何だか今一なのだが・・私が夏ばてで任せたのも失敗だけど『老人元気』には時々こうした出番も大切なのね。
老人孝行の息子、それでもニコニコと完食。君はほんとに優しいね。
「1週間でも閑があればやりたい事もあるんだけど・・ごめん」と2時間で3階へ。