2004/9/14 火曜日

若いうちに読むとお利口に!

Filed under: 感想 — patra @ 2:31:19

70歳からのひとり暮らしエッセイとは人の魅力で選ぶものがほとんどだが、今回手にしたのは遠藤順子さん。名前だけでは全く存じあげないお人。実は作家、遠藤周作さんの奥様である。この本を借りてきたのは吾が母。86歳なんだから何を今さら・・・なのだがタイトルが『70歳からのひとり暮らし』老母の好奇心に笑っちゃう。私は常日頃、あぁ、何時に成ったら御気楽一人暮らしが出来るのかしら?とぼやいていたが、敵も同じ思いであったのか?、とこそばゆい。34歳で両親と同居を再開してから早28年も密着して暮らすのはお互いが結構ストレスになる時もある。どれどれ、と広げて数行読んで、又拾い読み・・・と突然にあるページの見出しに釘づけになった。「家族と同居しているおばあさんの自殺率が多い」とか「お嫁さんにとってお姑は存在するだけでストレス」とか物騒なのだ。
座って落ち着いて読むことにした。
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2004/9/13 月曜日

2001.9.11、結末から読み取るとは

Filed under: 日々雑感 タグ: , — patra @ 0:10:20

「3年前の今頃も、こうして電話で話をしていたのよ、覚えている?」電話口から順子さんの静かな声が囁いた。今日(日本の12日夕方)、アメリカ時間の朝、メモリアルの行事が行われたそうだ。もう3年、まだ3年。
 
愛犬を亡くしてからは初めての電話だった。1ヶ月間、心ゆくまで看病したのでタローの事は思い残すことなく満足したわ!と意外に元気なので色々と話が弾んだ。結局、亡くなり方が突然だったココ猫のような死は、かえって後を曳くのかもしれない、としんみりした気分のところへ急に問いかけられて「もちろん、ツインタワーの飛行機事故よね、偶然にテロの話をしてたじゃない?、ほんとに怖かった・・・」
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2004/9/12 日曜日

ユン・ソクホ監督

Filed under: 人物 — patra @ 2:15:20

冬のソナタが終わった時、ハマる人と「全く気が知れない」と嘯く人と極端に別れたけれど、見るのと噂を聞くのとは大違いなものだ。
良く出来たドラマだったが、それ以上に考えさせる部分が多いのも魅力だ。
役者の人気なんか吹き飛ぶ、儒教精神が底流にながれている!そんなドラマ造りが産んだ奇蹟なんだな!とNHKのグランドフィナーレを見て思った。
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2004/9/11 土曜日

なるほど、猫らっこ

Filed under: ネコ タグ: — patra @ 23:16:05

なんと藤原新也さんのサイトにココにゃんが居た!わ、、と驚いた。元気そうにノラしてるんだもの。ま、良く見ると似てるだけのどうやらオス猫みたいだけど・・・会えてうれしいよ。
寝そべっている太めの身体つきといいポーズから、太々しさがココ?と見まがうばかりのソックリさ!あの重たい身体が懐かしい。
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竹の垣根の呼びかた

Filed under: 日々雑感 — patra @ 2:38:57

家の悪環境のテラスでは、この夏の暑さに耐え切れずついにコニファーが4本とも枯れはじめ、この調子だともう復活不能。なんだ、たった2年で敢え無くガーデニングの夢が終わることになりそう。そんな愚痴を友人に伝えたら、「自分の所は蛇が居て、最近、駆除してもらった・・」とメールが来たので驚いた。一体、どこへ引っ越ししたのか聞いてみると善福寺。昔、梅林が在ったところへ30軒も建て売りが出来、行き場のなくなった蛇が5匹も、小さい庭へ逃げ込んできたそうです。蛇はジャンプするので怖くてテラスに出られなかった!とありました。それはそうだろう。文面には謙虚に「猫の額ほどですが庭がありラズベリーと低い紅葉だけという理想的な家が見つかったんですよ、」と在って、「家の周りの塀が低く気にいらなかったので建仁寺で囲んだらすごく良くなったんですよ。」・・・・と結んで在った。
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