2004/12/27 月曜日

何故?

Filed under: 家族 — patra @ 2:07:06

どうして急にこんなにぐあいが悪くなってしまったのか?疑問だらけ、でも病院に於いて先生方と交渉しているのは姉の係りなので何ともしようがないかな〜、日曜日の報告を聞いてマジでちょいと暗くなった。
宿直の先生が姉と母に「今日、明日に何かあっても不思議は無い」みたいな事を言って驚かせたので今日、担当医に事実を確認すると、確かに問題が多いけれど今日、明日中と言う事はありません!との報告だった。ホ!驚かすなよ、宿直医。

昨日も味噌汁をストローで飲む時に誤飲し、ついに今日は点滴へ逆戻り、当人はピンク色の頬でよっぽど私たちよりきれい・・・と母が嘆く、「お前はもう帰って良い!」と言われたけど全く言葉を知らない人ね、ぷん。良く解釈すれば心配しないで家でゆっくりして居なさい!ってことを言ってるつもりなんだろうに、全く失礼しちゃう」と言ってました。

ほんとに何と言う親爺だ!と一緒になって怒ってあげる。
そこへこんなメールが届きました。

>私の亡くなったおじいちゃんは、明治男かつ九州男児の堅物でおばあちゃんを怒ってばっかりいましたが、
>入院中は、”頭が痛い”といって、おばあちゃんによく頭をさすってもらってました。

>おば(つまりおじいちゃんの娘)が、さすってやっても
「もうよか!ハル(おばあちゃんの名前)がよか!」といって、
>とにかくおばあちゃんにさすってもらうのが一番だったようです。

>お父様の腕をさすってもらうの、奥様、つまりPatraさんのお母様が一番気持ちよいのだと思います。

素敵な夫婦像が浮かびますね!♪

...という事は我が父はまだまだ感謝が足りず当分母を哀しませる元気が残っているってことかしらん?
ふ〜〜(溜め息)しかし昨日は一睡もできず一晩中、蝋燭を灯し祈っておったなり。(笑)


2004/12/26 日曜日

平行する思い

Filed under: 家族 — patra @ 0:49:40

ひきつづきアルストロメリアの花束が岩手から贈られて、幸せなひととき・・・母用に作った苺のショートケーキと一緒に写真を写してみた。デジカメでストロボは何とも味気ない。

暮れになると病室を出されてしまう患者さんが多いのに、老父はひきつづき治療。だいぶ痛くなっているようで腕を摩って欲しいと頼まれた母。20分さすっても痛みが治まらないから・・もう良いよ!と母を労うように言ったそうです、かわいそう。同じ病気で逝かれた安原顕さんを思い出す。日記に腕が痛い・・・と書かれていたなぁ。
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2004/12/25 土曜日

ふたりきり

Filed under: 家族 — patra @ 2:08:45

まいったなぁ〜かわいいフーツラまで参加しているよ!と喜ぶpatraです。

昨日はここ10年来無い、はじめてお婆ちゃんと二人だけのクリスマスでしたが貧血気味の彼女は父の病気のストレスからか?食欲もありません。ご馳走は見るだけで吐き気がするのだそうです。そこでプチご馳走を地味に・・・40年前の写真集に触発されてむか〜〜し、渋谷の恋文横町の名物だった屋台で食べた鶏の手羽を思い出して、こんがりと狐色に焼いて山椒風味にしてみました。塩味と山椒だけ・・・素晴らしくシンプル、でも美味しい。ジャガ芋のマッシュを電子レンジで挑戦したら、もっちりとしてこれもバターで美味。何時ものマリネやトマトのスープ(韓国風にワカメと胡麻入り)たった、これだけですが「何だか凄く美味しい」と母も嬉しそうに完食です。

頂いた苺の冷凍アイスは、不発だったので今日のおやつに栃乙女の苺でショートケーキを作ってあげるつもり・・・

粗末といえる食卓でも昭和29〜39年頃は質素でした。ほんとに小食になってしまった老人に思いでの味は効果的みたいでした・・・。がんばれ老人。


2004/12/24 金曜日

静かなイヴです。

Filed under: 日々雑感 — patra @ 2:13:30

表紙に癒されながら開くたのしみもあと僅かに2日・・・「よいこの浜口と相方の無人島でゼロ円生活の工夫に感激してもう少しで「冬ソナ」を見損なうとこだった、危ない。

しかしボーっとしているようで芸人という人たち、やはり並の根性ではない、と分かってホントに感動しました。あの極寒の島で屋根のないブロック囲いの中を暖かい工夫、あのドラム缶暖炉、あの2百個の貝の蝋燭!!素晴らし過ぎて何度も「お〜」とか「すごい」とか連発しながら、人間の知恵に感嘆しました。

プレゼントはチョコレート、カサブランカ、チューリップ等が届きました。一番意外性に驚いたのは写真集「東大全共闘」が春風社の三浦さんから・・・当時東大生だった平沢豊さんが写した30年前のモノクロ写真を出版されたので贈ってくださったのです。東大コミニュヶーションセンターに置くと売れるかな?
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2004/12/23 木曜日

世代交代があってこその日

Filed under: 人物 — patra @ 2:10:42

私が現役だった頃、引退直前に最もイキが良く印象に残った若きディレクター中島信也さん、当時は「君」呼びにしてしまったかもしれない、誠にご無礼しました(笑)、デジスタ・アウォード2004年の審査員長で貫禄十分な風貌とともに、入道風な頭になっていて驚きました。これじゃ私が年をとるのも不思議はないわ・・・。目は非常に鋭かったけれど才気溢れる好青年、もちろん髪はフサフサ...しかし若かったな〜。若いクリエーター達の良き理解者になっておられる姿に感動しました。

「在来線の座席の下に住む男」坂元友介さんの作品が賞に選ばれたのですが以前惜しくも賞を逃した「歯男」と同じ作者です。ご自分の人形に思い入れが強くて、お人形に語りかけながら撮影が終わると深々とお人形にお辞儀をする人の優勝だった。なるほど・・・。

私は「科学サイエンス」の重田裕介さんの作品にぞっこんだったけど残念!

インタラクティヴ部門は
音楽をビジュアル化し、視覚化してみせた川瀬浩太さんの瞬間調光フイルムを使った目の離せない音!もすばらしかったのに残念だった。ナルシズムは物創りには欠かせない要素です。
どの作品も素晴らしかったけど優勝はこの作品でした。


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