2005/6/13 月曜日

ほんとは剛な義仲が・・・

Filed under: 大河義経 — patra @ 4:33:46

ひなすけさんも書いておられるけど、人間にはその人に相応しい器があるものだ。
義仲は、しかし剛胆で生真面目な緒突猛進型な人間だったのだろうが、ここでは
功名心だけのまるっきし田舎武者に描かれていましたネ。お気の毒。
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2005/6/12 日曜日

ん?福槌

Filed under: 日々雑感 タグ: — patra @ 1:45:45

しっかり沢山食べた日にかぎって
美味しい物をお土産にいただく・・・

小振りなのでご仏前にお裾分け。我が家は八竹しか知らなかったが、ここ福槌は酢が効いてて小さいのも老人向きでいい。

チップ
うつろ・・
食べ過ぎです。
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2005/6/11 土曜日

お取り寄せを工夫して

Filed under: 料理 — patra @ 12:47:39

出来たもの、ジャガ芋の中華風炒め

こんなに風・・・
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父の日だけど・・・

Filed under: 料理 — patra @ 2:59:30

もう居ないお爺ちゃん 「もやし」の家訓、ヒゲ、とるべしを思い出したのでヒゲを取りました。


お皿の方は これヒゲ・・・
父は歯が悪い癖にシャキシャキしたものが大好き、でもモヤシのヒゲを取らないとご機嫌がわるかった。
ひさしぶりにヒゲを取ってみたら、きれい。おいしい。
でも、最近のモヤシ、太くてあまりヒゲが無い、これは世間の需要に併せて栽培しているんだな・・日光山系の天然水でじっくり育てました!の分福もやし。お薦めかも・・

モヤシだけでは天国から叱られそうなので何か作ります(笑)
しかし切るのは下手ピーな私です。





2005/6/10 金曜日

SLAM DUNK 「10 DAYS AFTER」

Filed under: 人物 — patra @ 4:49:19

知っているのと知らないとでは雲泥の差が出てしまうもの・・・年代に依る情報の量や質の偏よりからくる損失。私のように既存障害の進行からほとんど外へ出られない人間はせっせと感性を磨くという楽しみから置いてかれて劣化する。そんなの嫌なので注意深くサイトを巡り、そこから借り物ではない言葉でご自分の完成度を高めようと発信している方の情報に頼ることが多々ある。売らんかな!のコピーは、永年広告に携った人間なのでピンとくるからだ。

ここ何年か井上雄彦さんの名前は絵を描いている人とだけしか知らなかった。「リアル」も「バガボンド」も読むチャンスが全く無かったからだ・・・。漫画の情報源が偏るのも年齢に依る、頼りの息子が海外暮らしでは増々疎くもなる。
NHK武蔵はバガボンドを超えられないでしょう!・・と息子のメールに書かれても?何のこっちゃ?と、ズレているのに質問もせずに読み飛ばすせいだが。

井上ファンが聞いたら呆れられてしまうが1億人が購入したという「SLAM DUNK」を、さとなおさんのサイトで初めて知ったくらいだ。日頃、情報源として絶大な信頼を寄せているサイトの発信者さとなおさんが参加し素晴らく感動的なイベントを立ち上げた事は彼の日記で読んでいたが、巨大な新聞広告に載った「ありがとう」感謝企画を「わ、お金が掛かっていますね」くらいに思ってみていた。

ところがファイナルイベント終了のサイトを覗いてみて「ん?」と思った。予告編から漂う空気がちょっと・・・何だろう、普通じゃない感じなのだ。

行かれないにしても何だか浦島タロ子な気分のところへ続々とさとなおさんが奇蹟のイベントについて報告するわ、受賞ニュースは入るわ、これは絶対にDVDを購入し、検証しよう!と先行予約をして待っていたのです。

観ました!言葉を失いました。
なんというリリシズム、青春の匂い。1億人が買って読むという意味。作者である井上さんの恐ろしいくらいの絵の力量、優しさ、謙虚さ、もうジっと画面に見入ってしまった。言葉が出ない・・とはこう言う事か!

人生ピロピロ・・なんて照れているけど、大物さとなおさんとスタッフの向こう側(我々観客)へ投げ返す球の確さ「感謝のメッセージ」の何と本質を心得たやりかたかしらんと画面をみていたら大袈裟じゃ無く、まじめに崇高な気持ちになっちゃいました。もう、泣けて。

もちろん特筆すべきは作者・井上雄彦さんの人間性にも依るところが大ですが、この体力勝負のイベントが、誰もが気持ちの手ぬきを全くしていない事!それが伝わるのがすごい。観客までもがですぜ・・・唸る。

廃校になった教室の23枚の黒板にチョークだけで描かれた3日間だけの10 DAYS AFTERの物語、最終日まで完璧に保たれていたのです。

終了後、黒板に近寄り感動とともに振り返った井上雄彦さんは、

『枠線の1ケ所すら消えていない・・・ロ−プを張ったり、近寄らないで、と貼り紙しなくてよかった。・・・やったら僕の負け!見事なまでの直球を返してくれました。・・・』

心が心へ確実に伝わる、そんな抽象的な“ありがとう”の形をみごとに具現化した人々に拍手しました。観て、知って良かった。DVDにしてくれてありがとう。





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