先日拝見した番組の中で蒸しただけの椎茸スープを作りたくて、ついに辰巳先生考案のミモザ鍋を購入しました。
ちょうど息子から「すきな事だけして悔いなく暮らしてね」とたくさんお小遣いを頂戴したのと、先日作ったマッシュポテト、電子レンジ作と普通にお鍋で煮るのとでは味に違いがあるのを指摘されて
なるほど確かに冷めると全く不味い電子レンジ調理に疑問を感じていた矢先なので・・・
椎茸と昆布と梅干しのスープをレシピのとうりに作るにはお鍋も重要でしょう。
親子の歴史・・という尊さをあらためて感じた番組をみながら浜子先生の教えには「愛」のまなざしが常にあり、その観点が料理の工夫になっていらしたようだ。
人のお顔を見てその方のお口の大きさを判断なさった・・・というエピソードや出征なさったご主人の枕元の水差し(ウイスキーの瓶の代用品)の中の飲み残し水を兵役から戻られるまで絶対に捨てなかったお話、又兵隊に行かれているご主人から蕎麦が食べたいが汁が無いと聞くと削り鰹節を粉にし醤油とみりんで煮詰めて・・薄めて代用なさいと送られるとか、もう見事な工夫を夫婦愛が基本になって生まれて来るお話がすばらしいと思いました。
又そうした愛され方尽くされ方のお父様が誠に素敵、兵役で出征する行列に際し軍服の胸に天皇家の御紋でもある菊の花をワザワザさしてゆかれるような粋な殿方だったとか!
吸い残しのタバコを戦地より母上に送ってこられるエピソードなどまるで1編の恋愛小説のような香しさでした。
現代人がすっかり忘れてしまった「たった今を誠実に生きる」そんな暮らし方ができていた時代のご両親に培われた美しく生きる・・・。
なるほど、とひたすらため息、継承される善きことのお裾分けに預かった晩・・・。