問題点は果たして
昨夜、事務所の手摺を磨いていて思ったのですが私の人生はほんとに無駄が多い。なんとか合理的に生きようとここ何十年も努力してきたつもりだが・・この真鍮の手摺さえ無駄。ピカピカに磨いても人が来れば手脂ですぐに曇る。第一こんな侘び住まいに真鍮だなんて、執事のいるような邸宅でもあるまいし。金属磨きの匂いも嫌いなのにいつもいつも磨く大変さに辟易。友人でもあるデザイナーに文句を言ったら「それくらいしないと運動にならないよ」だそうだ。クゥそれもそうだ・・そこで先日、リフトを設置する時、取り外したもう1本の長い真鍮の手摺を階段の左側につけるのを止めた。カウンターの後ろ、つまり鏡の下に付け直す。階段手摺が真鍮だと来客が掴まるごとに汚れるのに、もう自分で磨くことができないからだが、鏡の下なら掴まるのも自分だし,バーの手摺とお揃いに成る。又せっせと磨くことで、友人が言うように腕と指の運動にしましょう。10年先を見越して用心深く暮らして行かねばなりません。事務所のトイレも昇降リフトに直すのですが狭い上、ドアの位置の関係で手摺が未だにきまらない。こんどこそは慎重に無駄にならないように・・。今日は階段リフトの問題点を探りに研究室?の人が見えるらしい。果たして良い提案になるのでしょうか?
善かれと思ってしたことでも無駄になることの多い便利主義優先の私、なんだか自己嫌悪になりそう。 続きを読む…