メタボる猫
オリンピック期間中、放って置かれたせいでメタボ化が進んだチップ。お腹、大変なことになってます。 ぷにゅぷにゅ・・・全部、脂肪だ。
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事務所の花をとりかえようとドアを開けた瞬間、涙が溢れました。先週の月曜に生けたカサブランカが未だに奇麗に咲いていたからです。
ここ2、3日涼しかったからでしょうが金曜日の夜中音楽を聴きながら花の水を取り替えたまま土日は事務所へ行けなかったのにも拘らず凛として咲いている姿が友と重なるのです。パリに居る息子達のかわりに葬儀屋さんにお花の手配をし終えボンヤリとしていましたら、いつものケアマネジャーさんが連絡事項のついでに寄ってくれました。
ほとんど人との交流が止まってしまった骨折以来の私の日常に頻繁に訪れてくれる元気なケアマネジャーさんやヘルパーさんは凄く頼もしい。お花を選ぶのが苦手・・・というヘルパーさんが苦心し買ってきてくれたカモミールとカサブランカを生けながら女優,深浦加奈子さんのやっぱり早過ぎる死を話し合う。見つけにくいS字結腸がん、オードリー・ヘップバーンと同じ病気だった。優秀な若い人が亡くなるのは本当に辛い。
家では母だけがすこぶる元気、食欲旺盛。今後の治療プランを母の体力に負担が少ないように更に組み直していただけた。「なんといってもご高齢ですから・・」もちろん解ってますが胸に過る寿命という不公平感をグっと堪える。
このところ何か胸が騒ぐというか落ち着かずブログも思うように書けないので
こんな時は無理に更新しないほうがいいかな?と息子のブログを覗きに行き驚きました。
共通のお友だちになったばかりの仲田薫子さんの訃報について、息子が追悼文を書いていたからです。ここ何日か息子に用件メールを出しても返事は無いし一体どうしたのかな?と心配だったのです。薫子さんの心臓がお悪いとは聞いていましたが・・・まさかこんなに早くたった44歳で若いプロデュース能力に長けた才能が旅立ってしまわれるなんて無念としか言えません。
哀しくて泣きました。どうして好きな人との別れはかくも突然に訪れるのでしょうか?
息子も書いているように大人になってから出会えるお友だちは稀、まして家族ともお友だちとし接してくださる薫子さんのような方にであえるなんて奇跡な体験でした。このプチ宴会はお名前を出して良いか聞かなかったので匿名でしたが、私の大好きな写真家植田正治さんのお孫さん、仲田薫子さんが津田さんと一緒に遊びに来て下さった日の出来事でした。わかちあった貴重な時間は今思い出しても楽しかった。また会えると信じていたのに・・他のいきさつは息子が彼のコメントにリンクしてくれています。
其の時のお話で印象的だった事はフィルムの劣化に対し文化財としての貴重な財産を護るための援助を日本政府は全く耳を貸してくれない・・・という事でした。日本のカメラ史に偉大な足跡を残す木村伊兵衛(1901年12月2日〜1974年5月31日)のフィルムも劣化が進んでいるそうで、この事は最早家族個人の力では防ぎようもない事らしく其の為にも何とか国が保存に動いて欲しいと話されていた。もうその情熱は単にお祖父様植田正治(1913年〜2000年7月4日)の作品を残すという単純な動機ではなく、写真の文化的価値に対しての揺るぎない信念を感じ圧倒されたのでした。薫子さんの情熱なくして植田正治の写真はこんなにもヨーロッパに浸透しなかったのではないでしょうか?命を削るように闘った人.薫子さん。今は大きく手を広げて迎えられたお祖父様の胸に抱かれ再会を喜んでいることでしょう。世界で一番理解しあった同志.お二人の冥福をお祈りします。
このところ頭から離れないショックだった事は水害事故で車ごと水没してしまった女性のニュースでした。消防も警察もご本人からの救助要請を聞き間違え.出動しなかった!!という悲劇に胸が潰れました。ありえない事故がなぜ優秀な女性の身におきるのでしょう。お名前を拝見すると橋と博の合計数となる人格部分が28画とあります。これは俗にいう遭難数です。お子さんの名前を注意して付けていても結婚でここの画数が変わるのが女性・・・恐いものです。私の姉は結婚した相手の姓でもの凄く大吉の.しかも良い性格にもなりました。旧姓も結婚後も凶数の時は自分自身に注意を喚起すべく名をかえるのも方法ですね。これは自分自身で何故,名前を変えなくてはならなかったか?を肝に銘じるための効果です。
少なくとも凶数を避ける.という心がけが親に課せられた最初の責任かもしれません。息子の総画数も良いと思ったのにも拘らず事故運が強いと後で知りました。 昔から言われている数字に含まれる意味を改めて侮れないものだな・・・と思います。食欲が全く無い日でも投げずに日常を生きる。
星野仙一という人を好きだった。今も変わりがないがそれは人間的に好きなわけでだからオリンピックで負けたから嫌いになるという類いのものではない。昨日、敗戦監督として自分の責任だ、ときっぱりと頭をさげている姿を見.ここ を読むと正直な人だな・・・と更に印象を深める。しかし監督の思う義侠心.失敗を再度チャンスを与えることで挽回する!といった神話は相手が同レベルかそれ以上の高みに居ないとありえない話で.残念ながら今度の選抜選手には空振りだった。そのセオリーは監督のひとりよがりに終ってしまったのが気の毒だった。水泳の北島選手のような殺気といったような根性のある表情を見せる選手が一人も居なかったチーム。ベンチに座りっぱなしだった姿を指摘されると.星野監督は「アレ.ゲンを担いでわざと座ってたんです」と答えていた。監督業というものは人頼み神頼みの情けない仕事なのかとこれも気の毒だった。ダメだよそんな事では・・・一旦闘いがはじまったら神も敵にまわすくらいの迫力ある気迫こそが精神力だとおもう。なりふり構わず激を飛ばす,荒れ狂う星野さんを皆は見たかったにちがいない。それこそ男らしい姿で.負けても文句は言えない男が闘う姿である。妙に落ち着いて選手を庇うことが果たして今の若者に良いか?そうとは思えなかった。ブルペンに居る選手の無気力ぶりも唖然,呆然・・・これは一緒に闘う仲間への礼儀にも叶っていない。ホームランを打った選手が飲み物を飲んでいる姿が映し出されたがゲンを担ぐとしたら試合中は勝つまで水を断つくらいの気合いで挑んでほしい。あの姿のゆるさでこれは負ける!と素人目にも思ったものです。気合いの入れ方アニマル浜口さんに教えてもらったら・・・どうだろう。あの恥も外聞もない真摯さって勝負の鍵です。
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