2009/2/27 金曜日

お医者様とお話

Filed under: ネコ,家族 タグ: — patra @ 0:48:24

思い詰めたクララ実は心配なんだね!

裏の工事の事で悔しがって歯ぎしりしてたせいか歯まで痛くなってきた patraは歯医者さんを訪問の先生にお願いしてました。ちょうど下にkyo兄貴もいたのでパリでお会いした訪問整形の加世田先生と半年ぶりにご挨拶。パリでは「転ばないといいけどねぇ」と噂して心配してた事がスグに起きてしまい二人共、ほんとうに驚いたそうでもう2度と転ばないようにね!!と何度も念を押されてました。patraは「そんな心配なんかするからサービスで転んだのかも」と反省が無いね。

patraの悪い癖は頑張り過ぎ、クララもそう思うのよ。まだ時々心配なのか・・・先生は無理しないで!と何回も言ってました。このところ何かを懸命に模索してるらしいpatra,出口は見つかったのかな?未だ2年程住居問題で悩みそう。しかし1難去って又一難・・・波瀾万丈の人生なのに元気、シミジミ顔をみちゃうよ。


2009/2/26 木曜日

揺れる3階・ゆれる心

Filed under: 料理,日々雑感,時代 — patra @ 0:19:51

揺れのため気持ちが悪くなったらしい息子。仕事が捗らずにちょっとブルー気味。励ますにはおいしいご飯に限るのだが又も時間帯が若者と老母と違う。いつも一人で先に食べさせていたので昨日は私が付き合って早めにトマトソースを作りハンバーグを煮込みました。こうして食べたほうがよりレトルトを誤摩化せますね。私と半分分けにして、ちょうど良い分量でした。

cimg0001.JPGサーロインハンバーグ半分づつ、付け合わせたっぷり

夜8時、やっと夕食に降りてきた二人にはそれぞれ丸ごとトマトソース(タマネギと椎茸とトマト)をたっぷり。美味しいと誉めてもらえましたがレトルトなので人参スープを彼等にはつけてっと・・・外出していたフミちゃんが戻ってすぐご飯が出来てるのって凄くうれしい〜と 笑顔。そうなのよねきっと!そう思っていつも主婦してる彼女を日本にいる間は労うつもりのご飯ですが息子は昼間、騒音と揺れで仕事が捗らないせいかデザートのアムプリンを食べるとササっと上へ。なんか不機嫌・・・と思ったら上から内線「友達がリストラされたんだって、僕たちもがんばらないといかんね」

そうよ、騒音くらいでメゲてはダメ、頑張りたまえ!人生は何がおきても不思議は無い から・・・友達は子供もいるのだから選り好みはできないし、しかしあらゆる意味で厳しい時代が来ています。人参スープと仲良くパンは焼かないの?

テーブルクロスを取り替えて,気持ちを明るく尚一層がんばろうっとこころに誓う。


2009/2/25 水曜日

束の間の和み

Filed under: 友人,日々雑感 — patra @ 0:52:18

噂の生キャラメル思ったより小さい一包みに有り難さ凝縮舌の上で溶ける・・・

朝から嫌な事ばかり、とそれは裏のビル新築に関しての事。わざわざ来てくださった弁護士さん曰く、「ここは商業地区、自分の敷地内に何を建てようと基本的に,文句は言えません。ということは貴方も敷地いっぱい建てられるわけですから・・」何かやぶ蛇。先住者の日照権も風通しも奪われては人間の知的生活を今までどうり維持する権利は どうなのさ??虚しいね〜。

がっくりと肩を落とす息子達はどうせフランスで暮らすわけだから大丈夫よ、と励ます。神木の泰山木を切り倒す会社だものね、今まではあの木が会社を護っていたのに !木の命乞いをしてあげたのに何れが泰山木かも解らない鹿島建設の担当者や会社の残した木は駄木・・・毛虫がつくだけ。得意気に木を残しました!と報告する無知を気の毒としかいいようがない。神木を切ってどうするの。

気分を代えるようにフミちゃんがお友達に貰った お土産をお裾分けしてくれました!

嘘〜〜〜〜噂の生キャラメル!?お友達は何てやさしいのでしょう。これ絶対に食べたかったの、ありがとう。「噛んじゃだめだよ」と息子がお婆ちゃんに教えてます。ほんとすぐ溶けちゃう。

友人のギタリストのライブの時に冷蔵保存しわざわざ持って来てくださったブルーさん?何とあなたは優しいのでしょう

すっかりご機嫌が直った私です。どんな時もメゲズに生きて行けますってば、こうした小さなおもいやりを頂きながら。


2009/2/24 火曜日

あしたは大変・・・

Filed under: ネコ,人物 タグ: — patra @ 0:55:03

チップの眉毛チップのヒゲ

いよいよ裏の工事の詰めを話あう日、滅多に怒ったことが無い家のフミちゃんが2度も怒りに行ったくらいユンボでアスファルトを剥がすだけでも大揺れなんだ。僕たち猫も気持ち悪くなるし・・・3階のガラスのアンティークのグラスが〜〜壊れるぅと大騒ぎ。かけがえの無い想い出が壊れるのはいやだよね。

patraついに友人に紹介して頂いた弁護士さんにも現状を見ていただくことに電話しました。何度抗議してもどんどん進められちゃうだけだからね、都会に住みつづけるって大変なんだな。でもどこにも引っ越しなんかしないよ。ここが大好きなんだから・・・

ところで話かわるけど帰りの飛行機の中で「おくりびと」見ながら帰ってきたkyo兄ちゃんとフミちゃん、映画みながら号泣しちゃったんだって・・本木君の真面目さの為にもオスカーの外国映画賞 が取れてよかったね。ほぼ日の本木君のインタビユーがすごく良かった。僕も見たいな〜


2009/2/23 月曜日

CM作家の作品集が届く

Filed under: 人物,友人 — patra @ 2:24:34

遺こされた仕事東條さんの陶器CM作家のもう一つの作品

若い人は知らないかもしれないがサントリーといえばウイスキー、開高健や山口瞳の名作といわれたコマーシャルを沢山世に送り出した演出家が居た。男っぽい映像世界と心に響くコピーは、ひと味違う格調高い企業コマーシャルとしても人気があり、そんな作品を500本近く残し2007年の暑い夏に逝ってしまった東條忠義氏は友人のご主人だった。去年、私が又骨折入院している間に1周忌のために間に合うように彼の仲間が作品集として出版した本を、先日送ってきてくださったのだ。

宣伝会議から出された「CM作家東條忠義 CMで綴った六十秒のエッセー」広告に興味のある方は必見です。

ここ二日ほどじっくりと読んでみる。想い出を語る人々から氏は男が男惚れする人だったのだと知った。残念なことは掲載されているCM作品の写真が小さい事。どの広告も懐かしく格調高い作品で、東條さんがクライアント、スタッフに恵まれた幸せなCM作家だったのだ、と改めて知りました。

開高健の魚釣りのCMや山口瞳のサントリー角瓶「雁風呂」のCMなどリアルタイムに見ていたころ氏は雲の上の存在で 同じ業界の駆け出し、お会いする事など一度も無く、ただ東條さんが良く組んで仕事をなさる國房魁カメラマンとは仕事をしていたのでサントリーのCMはどれも注目していました。羨ましいくらい男の匂いのする仕事で隙も無駄も媚びもない作品群は70年80年代を代表する日本文化そのものでした。

10年前、そんな遠い存在の東條さんが友人のスタイリストのパートナーになられ,急に身近になり晩年病気で亡くなるまでの3年間、相談役として友人を励ましつづけてきた私にこの遺稿ともいえる本は「たくさん」の思いを運んできました。

素晴らしい仕事だけをし続けてきた男の生き方の裏側に・・・深い孤独などを。男と女では残す仕事の量にも質にも違いがあり過ぎることなどを色々と考えさせられました。

友人の ためには最後に氏が出会えた人だった事を心から喜びました。自分を彼の人生に「・・・巻き込んでくれてありがとう」と言う彼女の言葉が実にすてきでした。


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