何度みても泣いてしまう「火垂るの墓」
検索していたら奇麗な歌がつけてありました。しかし日本のアニメーションの叙情的な表現力は実にすばらしい。この作画技術と携わる人々の層の厚さは誇りです。デズニー漫画ではお目にかかれない独特な細やかな世界を大泣きしながら堪能しました。終戦記念日です。
検索していたら奇麗な歌がつけてありました。しかし日本のアニメーションの叙情的な表現力は実にすばらしい。この作画技術と携わる人々の層の厚さは誇りです。デズニー漫画ではお目にかかれない独特な細やかな世界を大泣きしながら堪能しました。終戦記念日です。
隙間が出来ていた歯が奇麗になったので笑ってみたら、驚いたことに長い間微笑むだけで滅多に歯を見せないようにしてたせいで、なんか口の中心が曲がる・・・習慣とは恐ろしや。なんでも私は歯の圧力(噛み合わせる力)が異常に強いせいで歯並びが反っていたのだそうです。どうりで朝、起きてもドット疲れを感じるほど歯を食いしばっているらしい事に気がつきます。困った癖だ。上あごの天井に出来てきた白い硬い突起も骨の変形だそうな・・・ここ何年も口腔癌かも?と一人悩んでいたので歯医者さんにハッキリと違いますよ!とお聞きして大安堵しました。骨は圧力がかかるほど刺激され勝手に石灰化し育ってしまうのだそうで、ならば私の足の骨折部分も硬く育って欲しいのに、この所、骨が痛いのは何故じゃ?
部屋のヘルパ−さんが働き良いように付けている冷房が、両足に入れてる金具をダイレクトに冷やすせいらしい。夏でもサポーターをしたり長いズボンにしてくださいな、と半ズボン姿を整形の先生に叱られてたのにCM業界育ちのせいで永遠にラフな若造りから足が洗えません。ところがこれが危険だという事を発見。車椅子で家事をしてると生足の膝小僧に物が良く落ちる。ポタっとお鍋の湯気の雫まで落ちても熱い。俎板を膝に乗せて野菜を刻むとかしてヒョイとレンジに手を伸ばして火を消そうとすると膝からペテナイフが滑り落ちる!!とか。なので余程注意集中して家事を進めていると,必死に奥歯を噛み締めてまする。これじゃあごが発達するわけだ・・・そして微妙に歯並びが歪んできます。予防するには格闘家みたいなマウスピースを装着する事らしい。顎や口を大きく動かして運動する百面相が、とても楽になるからおもしろい。
パリへ連絡事項があったので携帯に電話しても掛からなかったのでメールを2、3送信。急ぐ時の時差8時間は待つのがつらい。久しぶりにクスクスでも食べようと野菜ソースを鶏の手羽先とヒヨコ豆,茄子やタマネギ,オクラにトマト等煮込んでさて味付け!という段階で何と香辛料のクミンとコリアンダーが切れていた。セージや胡椒だけではあのハリッサの辛さが出ない。残念,スムール(クスクスの粉)を蒸すのを止めてイタリアのマンマが作る細いスパゲッティ入リブロード(スープ)に変更しました。辛いソーセージも無いから仕方ないか・・・2度の骨折以来、台所仕事で困るのはあの膨大な香辛料を置く棚が撤去されたこと。レパートリも単純になったし(溜息)、ポタージュにするブラウン社の撹拌器も行方不明・・・と台所環境は最悪なのにメゲズに頑張る私。
所がヒヨコ豆入りブロードはカッペリーニがまるでそうめんみたいで美味しかったです。これの残はヒヨコ豆のカレーに化けます。チーズトーストは母のリクエスト・・・
やっと息子から電話が在ったのは夜10時過ぎ、色々と大事な報告を済ませる。おっとりした受け答えなので「聞こえてる?」と焦って何度も途中問いかけてしまうと穏やかな声で、さらにゆっくりと「聞こえてますよ」。日本とパリの違いです。何時も機関銃のように喋る自分が恥ずかしいと思うけど彼等の体内時計はパリ向きで、私は日本のしかも気の早い江戸っ子。駄目だこりゃ・・・反省しなきゃ。結論を急ぎすぎる事は己の未熟であって相手に失礼だったと昨日も猛省したのに。
交渉事に関しては口頭でやり取りをしても埒が開かないことが多いので極力文章化して返答して欲しいと要求しても
これが中々こちらの質問に文書で回答してくれない会社側を相手に無駄な時間を過ごしていたら心底、体調まで悪くなってしまった。
何度抗議してものらくらと曖昧な態度で時間を引き延ばす彼等を観ていると,結局、組織の中で稼動している居る人間には知識、見識はかろうじて学べたとしても・・・胆識など育ちようが無いのだろうと痛感した。
私は将棋はできないのだが初めの一手、歩の置き場所が一番大事!くらいは分る。
破れは3年前から忍び寄っていたのだが、彼等の不注意、傲慢から来る損失を余程の胆識を持ってしても埋め合わせることはできないだろうと思う。胆が座っている…と言われる私でも長き不毛は身体を損なう。女の臥薪嘗胆なぞシャレにもならないのですが、もう一つ加えて胆識を養うしかないようです。ヒゲがはえてきちゃうかも・・・
届いたメールマガジンが又タイムリーでした。↓
【知識・見識・胆識】
いつも申しますように、識にもいろいろあって、
単なる大脳皮質の作用に過ぎぬ薄っぺらな識は「知識」と言って、
これは本を読むだけでも、
学校へのらりくらり行っておるだけでも、出来る。
しかしこの人生、人間生活とはどういうものであるか、
或(あるい)はどういう風に生くべきであるか、
というような思慮・分別・判断というようなものは、
単なる知識では出て来ない。
そういう識を「見識」という。
しかし如何(いか)に見識があっても、
実行力、断行力がなければ何にもならない。
その見識を具体化させる識のことを「胆識(たんしき)」と申します。
けれども見識というものは、
本当に学問、先哲・先賢の学問をしないと、出て来ない。
更にそれを実際生活の場に於いて練らなければ、
胆識になりません。
今、名士と言われる人達は、
みな知識人なのだけれども、
どうも見識を持った人が少ない。
まだ見識を持った人は時折りあるが、
胆識の士に至ってはまことに寥々(りょうりょう)たるものです。
これが現代日本の大きな悩みの一つであります。
凝り症というのか?心太が気に入ると飽きるまで所望する母です。1つを二人で半分、というのが気に入らないようですが半分で充分。この前の炒り玉子や鶏ソボロが余っていたので簡単散らし寿司の具を利用して海苔たっぷりで頂きました。夏の五目散らしはサッパリしてとても食が進みますね。サツマ芋の甘煮は味醂と鰹ダシで・・・戦時中は調味料も無いからただ蒸かすだけでした。ツルも食べたのでおいしいとも思わなかったけど、いまこうして煮て、ちょこっとたべると実においしい。今年は野菜が高いので困ります。インゲンが好きなのですが、これが高くなってるのにびっくりしました。
なので心太は半分づつよ!と言ったら母、おおいに納得してました。
大雨といい地震といい何が起こるか分らない気象状況なので老母、首からお大事ポシェットをぶら下げたまま休んでいるそうです。
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