ポルトガルの友
40年間の空白を0.4秒くらいの速さで埋めることが出来た、最高に笑った夜でした。ま、微妙に大人にはなっていた我々ですが青目とご主人のケバちゃん、ふたりとも会わなかった間が不思議なほど違和感なし。我が家の台所のテーブルに馴染んでしまい、遂に夕方6時から夜中の1時ですよ、お開きにしたのは(笑)洗い物しながらお喋り、事務所を覗いたり、沢山共通の知り合いの話をしたりの私と青目をニコニコ笑ってながめている無口なケバちゃんは漁師です。でもただ者じゃない世界的な漁師・・・そう青目が言うとうり素晴らしく優しい絵も描く海の男でした。なるほどな〜実に穏やかな海の男の描く赤ずきんちゃんは青目のプロデユースした絵本なのでしたが、オオカミがあんぐりと猫赤ずきんを噛む、最高に愉快な表現がストレートであまり売れなかったそうです。赤ずきんちゃんが猫さんなのも面白いです!♪実にすてきな発想なのに、日本にはユーモアが通じない現実でした。お土産のアネモネと「これはパトラ向き」という理由で選んでくれた魔法使いのブーツ。毛皮で縁取られたブーツの中に手を入れてみるとフカフカな綿。そのつま先の奥は何か小石かな?と思って調べてみたら、まあ〜小さい麦の種かな?穀物がビーズのように詰まってました。ドイツのクリスマス用オーナメントの一種でしょうか?空白の40年間があって、それぞれが必死に各自を生きて来て、何もかも受け入れられる今に出会えたのは幸せな事だったね〜と頷き合った夜。お喋りに夢中で料理写真を忘れたほどです。究極のお肉、patraのローストビーフが、やっぱり登場しました。程よく抑制しながらの全員還暦過ぎ、まだ青春中。