知らない事への反省
マグロの蓄養の話を聞いた時、ハマチや鰻の養殖のようなイメージを考えてしまうので一応、検索し調べてみたのですがそれでも情報が不十分だった。肝心な所を把握できていなかった。稚魚を育てるのではないそうだ。ポルトガルの蓄養に関しては産卵の終った成魚を網に入った分だけ餌を与え太らせて出荷しているそうです。友人からお知らせがありました。引用してみます。
『マグロの蓄養の話・・・新聞など、よく調べずに思い込みで
書くものだから・・・情けないことですが・・・捕まえるのは
稚魚ではありません。
マグロの蓄養は、本来は、産卵を終えた痩せた成魚を捕まえ、
餌を与え、脂をのせる・・・のです。
ポルトガルは、マグロは捕らず、網に入ってきたものだけを
飼っているので、少量です。餌は定置網で捕れた新鮮な魚を
与えているので、ほぼ、自然に近いのです。
しかし、地中海では規制があるのに、守られていません。
ものすごい量のマグロが捕られているようです。
蓄養と、一言でいっても、今はいろいろやり方が違ってきています。
なにもかも、お金に目がくらんだ仕業が少しづついろんなところに
歪となって現れてきていますね。
農業も漁業も、大規模のもたらしたものは、人を幸せにしていません。
両方とも、作業する人の幸福・・・のようなものが失われつつありますね。
これから、若い人が、なにをどうやって食べていくのか、とても心配になることがあります。』
いかに自然の生態バランスをくずさずに恵みをうけるか?の最も基本的な視点からマグロ蓄養とかかわっているかが解り、とても感動してしまいました。今話題になっている乱獲とは違うスタンスに漁業への「愛」を感じました。
マグロの蓄養の事も,もちろんですが、我々は知らない事があまりにも多過ぎる。
今回仕分けで開示された税金を投入されている事業の情報の中身さえ解らない部門だらけだった。「2番では駄目ですか?」で有名になり科学者達を慌てさせた「スパコン問題にも別の観点があった高野論説を読むと、科学者の正義を鵜呑みにはできない側面がいっぱいあった事も発見である。池田信夫氏のブログ民社党の意図せざる革命が詳しい。
仕分け作業が此処までになるとは予測以上だったのでしょう。
増々、民間人でも不勉強では恥ずかしい。夫々の情報処理能力が大事になっていますから、ブログといえども解らない、知らないでは済まされない、わかるまで読み比べる、そして結論を持とう!の心構えを新たにしました。Ttwitterの良さは、瞬時に色々な、プロの意見情報が目に入ること!!これは今までに無い知識の交流革命と言えそうです。